マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ジェンソン・バトンが2017年のリザーブドライバーのままであることを確認した。ジェンソン・バトンは、F1から1年間のサバティカルをとり、2017年はストフェル・バンドーンがマクラーレン・ホンダのレースシートに昇格を果たし、フェルナンド・アロンソのチームを組む。
だが、ジェンソン・バトンは昨年のアブダビGPでF1引退を表明しており、24日(金)に行われたマクラーレン・ホンダ MCL32の発表会に姿を見せておらず、バトンと契約交渉を行ったロン・デニスも退任していることから、チームの役割から身を引いたのではないかとの推測を煽った。MCL32の発表会でジェンソン・バトンについて質問されたエリック・ブーリエは、9月に発表されて以降、その役割は変わっていないと語った。「公式リザーブドライバーはジェンソン・バトンだ。変更はない」とエリック・ブーリエはコメント。「彼は我々のためにシミュレーターで作業を行い、いくつかのレースに帯同する。彼はマクラーレンのアンバサダーなので多くのイベントに登場する」現在、アメリカにいるジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダ MCL32の発表動画について「とてもクールな映像だ。見てみてよ!」とTwitterで投稿した。