ジェンソン・バトンは、2017年から2年間、マクラーレン・ホンダでマシン開発に集中する新しい役割に就く契約を結んだ。マクラーレン・ホンダは、2017年のドライバーとしてフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンを起用することを発表。事実上、シートを喪失したジェンソン・バトンだが、噂されたウィリアムズ復帰ではなく、裏方としてマクラーレンに残留する道を選んだ。
マクラーレン・ホンダによると、ジェンソン・バトンは2017年はレースから離れることになるが、リザーブドライバーの役割も兼ねており、2018年にはレースに復帰するオプションがあるという。「マクラーレン・ホンダの主要メンバーとしてチームに残れることをうれしく思う」とジェンソン・バトンはコメント。「今回の件はロンと何度もじっくり話し合って決めたことですが、実際、私は自分の新しい役割についてとてもワクワクしている。我々全員が目標に掲げている成功を収めるために、チームの取り組みにより深く関われることを特に楽しみにしている」「僕はマクラーレン・ホンダが大好きで、これまでに一緒に仕事をした人々の中で最も優れたメンバーが揃ったチームだと強く信じているし、今後も他のチームのドライバーとしてF1に参戦するつもりはない」「はっきり言っておくけどが、僕は決して引退するわけではない。僕は2017年と2018年の2年間の契約を結んでおり、マシンの開発に精力的に取り組むつもりだ。そして、今後どこかのタイミングで新しいマシンのハンドルを握ることがあると確信している」関連:マクラーレン・ホンダ、2017年のストフェル・バンドーンの起用を発表