ジェンソン・バトンが、2016年に新生ルノーに移籍する可能性が噂されている。今年、不甲斐ないシーズンを送っているマクラーレン・ホンダで、ジェンソン・バトンは約束された昇給を巡って衝突しているとされ、チームを離脱をほのめかしている。そんななか、ルノーがロータス買収の基本合意書にサイン。再びワークスチームを設立する準備を進めている。
ルノーのアドバイザーを務めるアラン・プロストは、ジェンソン・バトンのファンであることが知られており、ルノーの上層部はドライバーリストの上位にジェンソン・バトンをリストアップしているという。マクラーレンがジェンソン・バトンと結んだ現契約のオプションを行使した場合、ジェンソン・バトンの報酬は今季の1250万ドル(約15億2000万円)から2016年は1900万ドル(約23億2000万円)に跳ね上がる。しかし、ロン・デニスはそれを抑えたいと考えている。だが、ジェンソン・バトンは譲歩を拒否し、むしろマクラーレンを離脱すると主張している。そうなると、マクラーレンは、ジェンソン・バトンについていたスポンサーも失うことになる。ジェンソン・バトンは、2001年〜2002年までルノーに所属していた。関連:ルノー、ロータスF1チームの買収を発表