ジェンソン・バトンは、マクラーレンとホンダがいつF1グリッドのトップに返り咲けるかの時間枠を設定するのは不可能だと感じている。新しいエンジンサプライヤーであるホンダとの12戦を終え、マクアーレンはグリッド後方で苦戦を続けている。特にスパとモンツァというパワーサーキットで開始あされたの最近のレースでは、その戦闘力不足は顕著だった。
マクラーレンは、2012年のF1ブラジルGP以来、優勝から遠ざかっており、現在50戦で勝利がない。このままでは、1977年のF1日本GPから1981年のF1ブラジルGPまでの57年未勝利というチーム最悪の記録を更新することは不可避となる。いつ流れが変わる可能性があるかと質問されたジェンソン・バトンは「光は見えるか? そうだね、改善しているのはわかる。でも、どれくらいの早さでかは今は誰もわからない」とコメント。「僕たちは素早くそうなってくれることを願っているし、それを実現するためにホンダとウォーキングの全員が全力で頑張っている」「空力パーツとメカニカルパーツでいえば、このクルマには、僕のこれまでのF1キャリアよりも多くのパーツをもたらしているかもしれない。レギュレーションで食うr木が制限されていてもね」「言ったように、全員が全力をあげて働いている。でも、いつコーナーを曲がって、勝てるようになるかはまだわからない。今は僕たちの誰もその質問に答えることはできない」現在、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久にはメディアからの集中砲火が浴びせられているが、ジェンソン・バトンはまだホンダを信頼していると主張する。「信頼を失っていれば、僕たちはここでそれを議論していないだろう」とジェンソン・バトンはコメント。「好ましくないことがあれば、僕たちは新井さん、ホンダのエンジニアと話をしているし、クルマに何かよくない部分があれば、エリック(ブーリエ)、チーム内のエンジニア、空力担当者と話をしている」「今年、非常に難しい状況のなかで、僕たち全員がとても一生懸命に仕事をしている。でも、僕たちはモータースポーツの最高峰にいて、スポットライトを浴びている」「今年は、僕たちは、自分たちがやっていることを理解し、何が改善し、どこが機能していないか、全ての方向性について、いくつか良いミーティングをしていると感じているし」「明日それが起こってくれることを願っているけど、このよな競技では決してそんなことにはならない」現状、そして進歩について、ジェンソン・バトンは「テストでのシーズン序盤を振り返れば、僕たちは2周走ること、ガレージから出て行くことにさえ苦労していた」とコメント。「僕たちはとんでもなく長い道のりを進んできた。でも、レーシングドライバーの見解では、いつだってもっと多くを望むものだし、もっと早く起こってほしいと思うものだ」「F1はそのような競技だし、パワーユニットも空力も非常に複雑だ。シーズン中に僕たちにやれること、違いを生むために変更できることは非常に限られているので、本当に難しい」