ジェンソン・バトンは、自身の今後が“どう転ぶにせよ”マクラーレン・ホンダに早急に決断してほしいと明かしながらも、チームの劣勢が自らの決断に影響することはないと延べた。マクラーレンとジェンソン・バトンは、2016年のオプション契約を結んでいるが、育成ドライバーのケビン・マグヌッセンやGP2のランキングリーダーであるストフェル・バンドーンがチャンスを待っている。
4日(金)にはレーシングディレクターのエリック・ブーリエが、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソのラインナップ継続の“意向”があるとコメントした。昨年は、今季のレースシートが決まるまで12月まで待たなければならなかったジェンソン・バトンは、それを繰り返したくないようだ。「サーキットを離れた場所で話し合う必要があるとは思っている。今後数週間くらいでね。どう転ぶにせよ、数週間以内に決められることを願っている」また、精彩を欠くマクラーレンの現状が自身の決断に影響するかと聞かれると、バトンは「もう結構しゃべりすぎたね」と返した。モンツァで好スタートを決めたバトンはオープニングラップで一時9番手まで浮上するも、最終的には14位で終えている。「ターン1に向けては良いスタートだったから楽しかったよ」と語るバトンは「その後は基本的にやってくる人たちを待つ感じ。問題は皆が、ここじゃムリだろうと思うところで追い抜きを仕掛けてきたことさ。コーナーに入る度にミラーを見なきゃいけない。いつもはそんなことないのにね。ERSのデプロイメントが低くてこういうことがあるとレースはかなり難しくなる」と続けた。
全文を読む