マクラーレン・ホンダは、2015年以降のジェンソン・バトンとの契約を締結していないと報じられている。Sky は、マクラーレンのロン・デニスが“ジェンソン・バトンは2016年もマクラーレンに留まると主張している”と報道。確かに、ロン・デニスはシルバーストンで「ジェンソン・バトンはマクラーレンと2年契約を結んでいる。現時点で我々はドライバーについて考えていない」と述べている。
しかし、 Telegraph は、昨年と同様、ジェンソン・バトンの将来に暗雲が立ち込めていると報道。レポートによると、ジェンソン・バトンの契約は実際には2年を保証されてはおらず、マクラーレンが行使権を持つ“オプション”がある“1年+1年”の契約だと報道。BBC のF1ライターを務めるアンドリュー・ベンソンは「1つのことを明らかにしよう。ジェンソン・バトンは、2016年のマクラーレンのシートを保証されてはいない」とし、ロン・デニスのコメントは「事実としては正確だが紛らわしい」と述べた。Telegraph は「デニスはコミュニケーションの熟練者ではない。ジェンソン・バトンの将来に対する最近のコメントがいい例だ」と伝えた。実際、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーエリは「ここから9月の間だといっておこう。そこがだいたい我々が決定する時期だ。それより速く状況がまとまることはないかもしれない。ドライバーは失望してろい、彼らは走りたい。それは私の手のなかにはない」と El Confidencial 述べている。「我々には今後にむけて良い見通しがある。だが、成功の不足は収益に影響が出そうだ。それをカバーする方法を見つけなければならない」マクラーレンは、ジェンソン・バトンに年間1000万ドル(約12億円)を支払っており、育成ドライバーであるケビン・マグヌッセンもしくはストフェル・バンドーンの起用は資金を大きく抑えられることになる。
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