ジェンソン・バトンは、オリンピックを目指してF1引退を考えたことがあると明かした。 ジェンソン・バトンは今年もマクラーレンのドライバーとしてF1に参戦するが、昨年末はレースシートを保持できるかどうかはっきりしない時間が長く続いた。シート喪失の危機が伝えられた頃、ジェンソン・バトンがモータースポーツから足を洗い、趣味であるトライアスロンを選択肢として検討しているのではないかとう噂されていた。
その時期にキャリア続行の意思を自問自答したととジェンソン・バトンは明かした。ブラジルで開催される2016年夏季オリンピックに触れたジェンソン・バトンは「リオについて考えただ。でも、“ダメだ”と確信したよ。そもそも年が年だからね」とコメント。 ジェンソン・バトンが比較対象にしたのはイギリスのトライアスロンでトップ選手として活躍するアリスターとジョナサンのブラウンリー兄弟。彼らはいずれも20代だ。「だから、僕ではないなと思ったんだ。確かに、僕はかなり優秀なアマチュア選手だと思うけど、プロとして活動する選手となればまったく異なるレベルだ」すでに2015年シーズン開幕戦の地であるオーストラリアに入ったジェンソン・バトンは、4月に開催されるロンドンマラソンに向けてトレーニングに励んでいる。
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