マクラーレンは、ジェンソン・バトンのキャリアの終わりまでマクラーレンにいてもよいと主張しているが、バトン自身は自分のF1での将来を“自由”なままにしておきたいと考えている。マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは先週、“彼が望むのと同じくらい長く”チームに残留することができるとジェンソン・バトンについて語っていた。
ジェンソン・バトンは、前回のホンダのF1プログラムでの歴史があるため、マクラーレン・ホンダの復活もバトンの立場を強化すると考えられている。だが、マクラーレの“終身雇用”宣言について質問されたジェンソン・バトンは、長期的な契約には魅力を感じないと述べた。「現時点で将来については考えたくない」とジェンソン・バトンはコメント。「その瞬間を生きるべきだし、将来のための長い契約を結ぼうとすることが、自分にとっての関心ごとだとは思っていない」「僕はF1に13年間いるし、『これ以上いるのは良くないと感じたら辞める』という自由とそのような感覚を持っていたい」「将来の自由が僕にとっては重要だ」ジェンソン・バトンは、ホンダのF1復帰を歓迎しており、それはマクラーレンのためだけでなく、F1の将来にとって良いニュースだと考えている。「チームとして、僕たちの将来のために良いことだと思うけど、スポーツ全体としても素晴らしいことだ」「F1にもうひとつのエンジンメーカーが得られるのは良いことだ」「僕たちには非常に強いエンジンメーカーが3つあるし、新しいレギュレーションは新しいメーカーをもたらすだろう。ホンダがその一番目だ」