ジェンソン・バトンは、2013年にマクラーレンでチームリーダーの役割を担うことに意欲をみせている。来年、マクラーレンにはルイス・ハミルトンに代わって経験の浅いセルジオ・ペレスが加入。ジェンソン・バトンの冬の間のマシン開発における責任が増すことになる。だが、ジェンソン・バトンは、2013年に新しいチームメイトを迎えることによる不安定さよりも、むしろ状況が変更することは自分にとって大きな後押しになると考えている。
「新しいチームメイトを迎えることは常に刺激的だ」とジェンソン・バトンはコメント。「たとえ経験が浅いとしても、常に彼らから学べるものだ」「彼らがどのようにデータを読むか、彼らのドライビングスタイルを観るのは常に興味深いことだ。彼(ペレス)はルイスほど経験があるわけではないし、ルイスは僕よりもここ(マクラーレン)にだいぶ長くいたので、ちょっと失うことになるかもしれない」「でも、心配はしていない。エンジニアとかなりうまくクルマをセットアップできると感じているし、機能させるためのプレッシャーは好きだ。そのような感覚は好きだね」「BARとホンダでのキャリアの大半でそれを経験してきた。楽しいことだし、楽しみにしている」ジェンソン・バトンは、ルイス・ハミルトンの離脱によって、今年の冬は自分が2013年マシンの中心になることも十分に承知している」「そうだね。来年のクルマのためにシーズン末まで進めていけることは僕にとって良いことだ」