レッドブルF1チームのリザーブドライバーを務めるセバスチャン・ブエミは、シルバーストンで行われたピレリのF1タイヤテストでクラッシュを喫した。元トロロッソのF1ドライバーであるセバスタン・ブエミは、2013年にF1離れて以降もレッドブルのF1開発をサポートしており、様々なシミュレーター作業やトラックでのテスト業務を実行している。
今週、ピレリは2020年F1タイヤの開発テストを実施。テストは火曜日と水曜日の2日間にわたってシルバーストンで行われ、レッドブル・ホンダとウィリアムズが担当。レッドブル・ホンダはピエール・ガスリーとセバスチャン・ブエミ、ウィリアムズはジョージ・ラッセルとロバート・クビサがマシンを走らせた。2日目のテストを担当したセバスチャン・ブエミは、午後に全開のターン1でRB15で大クラッシュ。メディカルセンターで診断を受けたが、幸いにも怪我はしておらず、リリースされたという。レッドブル・ホンダは、事故の原因を調査中であり、ピレリも事故についてまだコメントしていない。2日間のテストでレッドブル・ホンダとウィリアムズは合わせて2000km以上を走破している。