2026年F1第9戦イギリスGPのFIA公式記者会見後半には、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(キャデラック)が出席した。会見では、ハミルトンがフェラーリで迎える母国グランプリへの思いやシルバーストンでのパワーデプロイメント問題、リンドブラッドの初のF1イギリスGP、ボッタスが語るキャデラックの課題などについて語られた。
Q:ルイス、まずはあなたから。20年目ということで、かなり深い歴史がありますね。ルイス・ハミルトン: 今年で20年目だよね? 誰かにそう言われたんだけど、2007年にここで初めてポールポジションを獲って以来、本当に長い時間をかけて積み重なってきたものがある。ここへ来ると本当に素晴らしいんだ。今週末は過去最大の観客数になると聞いている。英国人にとって、この国を代表してここで走れるのは光栄なことだし、スポーツ全体も盛り上がっている。ウィンブルドンも開催されているし、ワールドカップもある。昨日はイングランドが勝ったし、それも良かったね。Q:ルイス、パフォーマンスについて聞かせてください。数戦前のスペインでは素晴らしい勝利がありましたが、オーストリアについては「現実を突きつけられた」と話していました。オーストリアで見えた現実とは何だったのでしょうか?ハミルトン: その前には素晴らしいパフォーマンスもあった。でも決勝を見れば分かったように、僕たちはかなりのタイムを失っている。ストレートだけで4テンポくらい失っていると思う。それをコーナーで取り返すのは難しい。基本的には素晴らしいマシンだと思っているけど、今は自分たちにできることを最大化し、良い結果を出し、できるだけ多くのポイントを稼ぎながら差を縮めていくしかない。Q:今週末についてはどうでしょう。ここは高速コーナーが多く、オーストリアよりもバルセロナに近い特性です。少し自信を持って臨めますか?ハミルトン: 自信がないわけではない。ただ、ここには長いストレートがある。今週末はパワーデプロイメントという意味で前例のない週末になると思う。ドライバー同士のチャットでも話しているけど、このサーキットではパワーがかなり厳しくなる。バッテリーの電力を使い切ってしまうんだ。エンジンを充電できるコーナーが少ししかないから、ラップのかなり大きな部分でKがオフになる。そこで僕たちはおそらく最も苦しむ。差は2倍くらい大きくなるかもしれない。Q:アービッド、あなたに伺います。今、ルイスとシルバーストンの絆について聞きました。あなたにとっては初めてのF1イギリスGPです。この4日間をどれほど楽しみにしていますか?アービッド・リンドブラッド: 本当にすごく楽しみにしている。僕にとって特別な瞬間になると思う。2013年にここへ来たことを覚えているんだ。5歳のときで、父と一緒にマゴッツとベケッツに座っていた。マシンが目の前を通り過ぎるのを見ながら、このスポーツを好きになり始めていて、父に「いつかあそこに行けるの? 僕にもできるの?」と聞いていた。そこから13年後にF1ドライバーとしてここへ戻ってくるのは、本当に特別なことだ。Q:レーシングブルズの競争力についてはどう見ていますか? ここ3戦で2台入賞が続いていますが、ここで何を達成できると考えていますか?リンドブラッド: かなり自信はある。チームはここ数戦でアップグレードを投入し、マシンにパフォーマンスを加える素晴らしい仕事をしてくれた。少し前のマイアミではQ1突破も簡単ではなかったけれど、ここ数週間でマシンがどれだけ強くなったかを示せている。今週もそれが続いてくれればいいね。ルイスが触れたように、デプロイメントが予選や決勝でどうなるかは見てみる必要がある。でもこれまでのところ、僕たちはストレートでもそこそこ良かったから、うまくいくことを期待している。Q:バルテリ、あなたに伺います。母国レースではありませんが、シルバーストンでは4度表彰台に上がっています。この場所の思い出と、ここへ来るとどんな気持ちになるのか教えてください。バルテリ・ボッタス: ここの表彰台は本当に壮大だから、何度かそこに立てたのはすごく幸運だった。それに、ここは走っていて楽しいサーキットだし、週末全体も楽しい。グランプリというより、ほとんどフェスティバルのような雰囲気がある。たくさんの人が楽しんでいて、英国人ドライバーだけでなく全体に良い応援がある。エネルギーがすごくいいんだ。だからここへ来るのはいつも大好きだよ。Q:キャデラックについてはどうでしょう。オーストリアは厳しい週末になりました。先週末に起きた問題の原因は克服できたと自信を持っていますか?ボッタス: ここではブレーキ冷却にいくつか変更を加えた。ただ、このコースはブレーキへの負荷がかなり低いから、ここでは大丈夫なはずだ。もちろん次の暑いレースに向けて準備は必要だし、ブダペストは厄介になる可能性がある。直近2戦を完走できていないのは大きな問題だった。でもチームは解決のために全力で取り組んでいるし、僕自身は前に進むだけだ。Q:先週末は望んでいたほど走れませんでしたが、投入したアップグレードパッケージはここシルバーストンでもラップタイム向上につながると思いますか?ボッタス: 間違いなく効果はあると思う。決勝では2周しか走れなかったから、レースペースについては何も言えなかった。ここはまったく違うタイプのサーキットだから見てみる必要はあるけれど、これまで両方のマシンに投入してきた小さなアップグレードはすべて助けになっている。だから今回も同じはずだ。フロアからの質問Q:ルイスへ。先日、金色のトロフィーを見ました。そこにはあなたの名前が9回刻まれています。フェラーリで10回目を獲ることができたら、どんな意味がありますか? また、チームはこのサーキットで勝つために、あなたの経験を特に頼りにしていますか?ハミルトン: エンジニアたちは「どうやって勝ってきたのか」「何をしていたのか」「普段どういうマシンの使い方をしていたのか」と聞いてきた。だから、彼らを正しい方向へ導けていればいいと思っている。ただ、明日はフリー走行が1回しかないから、週末を通して難しいチャレンジになる。トロフィーのことは考えていない。どのドライバーも実際にはそこを考えているわけではないと思う。考えるのは、週末を通して最高の仕事をすること、正しいエネルギーを持ち込むこと、そしてファンから受け取る素晴らしいエネルギーを吸収することだ...
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