2026年F1第9戦イギリスGPのFIA公式記者会見前半には、ランド・ノリス(マクラーレン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ガブリエル・ボルトレト(アウディ)が出席した。会見では、フェルスタッペンのマクラーレン移籍報道やアストンマーティンの今後のアップデート、アウディF1プロジェクトの進捗、2026年型マシンへの適応など幅広いテーマについて語られたほか、恒例となったレゴカーでのドライバーズパレードについてもユーモアを交えて応じた。
Q:ランド、まずはあなたから。現F1ワールドチャンピオンとして母国レースを迎える気分を聞かせてください。ランド・ノリス: めちゃくちゃ最高だね。毎年ここで走るのは特別だから、チャンピオンになったこと自体がその気持ちを変えるわけじゃない。地元のファンや友人、家族、チームのみんなの前で走れるのはいつだって特別だ。2019年に初めてここを走って以来、ずっとこのレースが大好きなんだ。昨年はレースにも勝って、チャンピオンにもなれた。そのおかげで「初めて母国GPで勝たなきゃいけない」というプレッシャーはなくなった。でも今は「もう一度勝ちたい」という気持ちがさらに強くなっている。Q:ファンのために何か特別なことは用意していますか? 「ランドスタンド」は今年もありますか?ノリス: ああ、ランドスタンドは本当にすごいよ。明日マシンから見るのが待ちきれない。あまりにも目立つから、みんな気を取られるんじゃないかな(笑)。ストウを通過するためにもっと濃いバイザーが必要なくらいだ。今年は昨年以上に大きくなった。今朝も現地へ行って、ショップやホスピタリティエリア、それに音楽やDJなんかも見てきた。応援してくれるみんなには、僕たちが走っていない時間も含めて、この週末を思い切り楽しんでほしい。今でもレースを楽しみたいだけの子どものような感覚なんだ。でも、こんなに多くのファンやサポーターに支えられている光景を見るたび、これこそ僕がずっと夢見てきたことだと感じる。Q:パフォーマンスについて聞かせてください。スペインでは好調でしたが、オーストリアでは少し苦戦しました。シルバーストンではどのようなレースを期待していますか?ノリス: 正直、まったく分からない。走ってみるまで様子を見たいね。実際にはレッドブルリンクはスペインよりそんなに悪かったとは思っていない。ただ、ほかのチームが少し前に出てきただけなんだ。決勝ではフェラーリより速かったし、レッドブル・レーシングには及ばなかった。今は勢力図が変わっているけど、僕たちはまだ目指す位置には届いていない。昨年ほど楽観的ではないけれど、表彰台を目指し、2台とも上位でポイントを獲得したい。Q:ランス、あなたに伺います。ホームレースではありませんが、アストンマーティンにとっては事実上のホームイベントです。この週末はどれほど特別ですか?ランス・ストロール: チームにとってはいつも特別なレースだ。ファクトリーはすぐ近くだから、普段はマシンを見る機会がないスタッフも、この週末は家族と一緒にサーキットへ来られる。みんなにとって特別な週末になるよ。Q:アップグレードについて聞かせてください。エイドリアン・ニューウェイは今週、ハンガリーで導入されるものについて話していました。ようやくトンネルの出口が見えてきたという感覚はありますか? パフォーマンスにはどれくらい期待していますか?ストロール: それはハンガリーで分かるよ。ハンガリーでは空力アップデートが入って、ザントフォールトではエンジンが入る。そのときになれば、もっといろいろ分かるはずだ。うまくいけば、もっと前の集団で戦えるようになると思う。Q:シミュレーターではもう試しましたか?ストロール: ああ。かなり速くなるはずだよ。ただ、どれくらい速くなるかは実際にサーキットへ持ち込むまで分からない。大きな前進になって、毎週末ポイント争いができるようになればいいね。「良い」レベルなら十分だし、「素晴らしい」ならなおさらだ。Q:ガブリエル、ここ数戦は11位が続いています。この結果にはどれくらいフラストレーションを感じていますか?ガブリエル・ボルトレト: フラストレーションは感じていないよ。現実的に考えれば、ここ数戦で達成できたのはあれが精いっぱいだった。レーシングブルズは週末を通して僕たちより少し速かったし、決勝では誰もマシントラブルがなかった。だから僕たちは実力どおりの順位でフィニッシュしただけだと思う。11位以上は難しかったんじゃないかな。もちろんポイントは獲りたい。でも今は積み重ねることが大事なんだ。シーズン序盤より大きく進歩しているし、問題も減ってクリーンな週末を過ごせるようになった。この方向性を続けていけばポイント圏に入り、その後も継続してポイントを獲れるようになると思っている。Q:その進歩について詳しく聞かせてください。前戦オーストリアではアップグレードが投入されましたが、マシンはどれくらい変わりましたか?ボルトレト: 良いアップグレードだったと思う。確実に良くなったよ。ラップタイムでどれくらい改善したかは分からないけれど、マシンの挙動はずっと安定した。予測できないスナップや急な挙動が減って運転しやすくなった。間違いなく正しい方向へ進めたし、期待どおりに機能したアップグレードだった。Q:スタートについてはどうでしょう? 問題はもう解決しましたか?ボルトレト: 正直、まだ分からないね。前戦はその点ですごく良かった。スタートで1台抜くことができたし、今年のオープニングラップで初めてオーバーテイクした相手だったんだ。でも、それを積み重ねていかないと意味がない。前戦はうまくできたし、今週末も次戦も同じようにやる必要がある。毎週続けられるようになって初めて「スタートが改善した」と言えると思う。1週末だけでは偶然かもしれないからね。でも以前と比べれば確実に良くなっているよ。フロアからの質問Q:ランドへ。マックス・フェルスタッペンのマネジメントがマクラーレンと接触したという報道がありました。数年前はあなたがレッドブル・レーシングへ行くべきだという話が多かったですが、今は立場が逆になりました。これはマクラーレンの現在の評価を示していると思いますか? また、フェルスタッペンとマクラーレンの組み合わせについてどう考えますか?ノリス: 正直に言うと、マクラーレンに来たがっているドライバーはたくさんいるよ。どうしてマックスだけに注目するのか分からないくらいね。ほかにも来たいと思っているドライバーは何人もいることを知っている。だから...
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