2010年もシルバーストンでF1イギリスGPが開催されることが決定した。バーニー・エクレストンとシルバーストンのオーナーであるBRDC(英国レーシング・ドライバーズ・クラブ)は、2010年からF1イギリスGPを開催する17年契約を締結した。BRDCのデイモン・ヒル会長は「モータースポーツの発祥地としてのシルバーストンの称号が実現した。あらゆるモータースポーツの本拠地だ。BRDCの全員がモータースポーツを愛しているし、イギリスGPと同様にMotoGPも楽しみにしている」とコメント。
「この大きさの契約を結ぶのは簡単ではないし、大きな責任を負わなければならない。しかし、BRDCはこの関係を継続することを望んだ」「イギリスGPが単なるスポーツ・イベントではなく、我が国の産業の原動力であることは誰もが知っている。失うことは損害でだったし、復活できなかったかもしれない」デイモン・ヒルは、新しいピットとパドックの作業はクリスマス後に始まり、2011年のレースには完成させたいと述べた。シルバーストンのマネージングディレクターであるリチャード・フィリップスは、サーキットはファンに料金以上の価値を与えるために努力するつもりだと語る。「今年の新しいサーキットでさえ、観客のためにアクセスを改善し、グランドスタンドの眺めを良くし、現在のキャンプサイトよりも優れた独自のキャンプサイトを運営するよう努力している」「我々はエンターテインメント娯楽の要素を高めたい」リチャード・フィリップスは、新たな契約は安全策として10年後の解約条項が含まれていると語る。「双方が解約するチャンスだが、我々はそれを望んではいない」「安全策があるのは良いことだ」リチャード・フィリップスは、シルバーストンが来年のためにF1に新しい“アリーナ”サーキットを使うことを検討していると語った。「FIAが視察し、承認を求めている。来年の夏は“アリーナ”サーキットで開催したい。無理でも、現在のサーキットを使うことはできる」関連:・F1 2010年カレンダー 正式決定 - 2009年12月12日