先週末にスルバーストンで開催されたF1イギリスGPは、14万人という観客を動員した。リタイア続出、ピット戦略、終盤の雨など、波乱の展開となったF1イギリスGPでは、ポールポジションからスタートした母国ドライバーのルイス・ハミルトンが優勝。スタートでトップに立ったものの、戦略面で後手に回ったウィリアムズが表彰台を逃すなど、見所の多いレースとなった。
1-2フィニッシュを飾ったメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「(F1の)危機はお流れになったのかな?」とレース後に冗談交じりに語った。「絶好のタイミングでこのようなことが起きることもある。盛り上げるのに必要なあらゆる要素が揃ったレースだった」Times は、「ルイス・ハミルトンがF1のしかめ面をぬぐい去った」と伝え、Suddeutsch Zeitung も「14万人の観客、攻略の難しいコース、不安定な天候、これぞというレース展開」「F1の危機に対する最善策は、レースを“モータースポーツの母国”に持っていくことだった」とレースを評価した。母国で優勝を飾ったルイス・ハミルトンは「今も消えたわけではない…そういう考え(F1への批判)は今も多くの点で正しいんだろう。でも、おもちゃを放り投げて泣く赤ん坊みたいに全てが間違っていると言うべきではないということを教えているのではないかな」と述べた。トト・ヴォルフも「それでも、さらなる改善に向けて何ができるか問いかける必要がある。批判する者に対して、このスポーツの素晴らしさを納得させるためにね」一方、Bild は、予想のつかないレース展開だったものの、結果的にはいつもと同じメルセデスの1-2フィニッシュに終わったことは“退屈”だと報じた。だが、セバスチャン・ベッテルが3位表彰台を獲得したフェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは「メルセデスと同じくらい退屈な存在になって、常に1位と2位になりたいものだ」とコメント。「彼らはそれだけのことをしている。だが、我々も懸命に働いている。今後は表彰台が少しでも退屈な顔ぶれにならないようにとね」ちなみに、2014年のF1日本GPの決勝日の観客数は7万2000人だった。関連:2014年 F1日本GP 鈴鹿サーキット 3日間の入場者数 - 2014年10月6日
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