fトロロッソ・ホンダは、2019年のF1ドライバーとして、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。ブレンドン・ハートレーは、1年のフルシーズンを戦っただけでF1シートを喪失することになった。ブレンドン・ハートレーは、昨年のF1アメリカGPでトロロッソからF1デビュー。ピエール・ガスリーとともに2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーを務めた。
しかし、シーズン序盤からチームメイトのピエール・ガスリーのパフォーマンスに匹敵することができず、レッドブルはブレンドン・ハートレーの後任としてマクラーレンからランド・ノリスの獲得を目指すなど、シート喪失が常に噂されてきた。トロロッソ・ホンダは11月26日(月)、ダニール・クビアトのチームメイトとして、F2ドライバーのアレクサンダー・アルボンを2019年のF1ドライバーとして起用することを発表。ブレンドン・ハートレーはF1シートを喪失することとなった。今季、トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがバーレーンGPでの4位入賞を含め、5度の入賞で29ポイントを獲得したのに対し、ブレンドン・ハートレーは3度の入賞で4ポイントの獲得に留まり、ドライバーズ選手権で下から2番目の19位でシーズンを終えていた。最高成績はF1アメリカGPでの9位だった。ニュージーランド出身のブレンドン・ハートレー(28歳)は、かつてレッドブルのジュニアプログラムのメンバーであり、レッドブルのリザーブドライバーも務めていたが、フォーミュラ・ルノー3.5で成績が伸び悩んでいた2010年途中にプログラムから外された。その後、スポーツカープログラムでレース活動を重ねたブレンドン・ハートレーは、2014年にポルシェのワークスドライバーとしてWECのLMP1クラスのシートを獲得。2015年にマーク・ウェバー、ティモ・ベルンハントとともにドライバーズチャンピオンを獲得。2017年はル・マン24時間レースで優勝し、2度目のWECチャンピオンを獲得した。フランツ・トストは、F1アブダビGP後のプレスリリースで「LMP1からやってきて、F1のタイヤマネジメントなど、さまざまな事柄に適応するのは簡単ではなかったでしょう。時には不運な場面もありました。しかし、彼はシーズンを通じて成長してくれました」とブレンドン・ハートレーについて語っていた。ブレンドン・ハートレーは「シーズンを通じての成長に満足しており、今年はドライバーとして強くなれた一年だったと思う」と語っていた。トロロッソ・ホンダは、チームの公式Twitterで「ブレンドン、今年の君のコミットメントに感謝している!今後の活躍を祈る!」とメッセージを投稿した。関連:トロロッソ・ホンダ、アレクサンダー・アルボンの起用を正式発表
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