トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ロシアGPのフリー走行で16番手タイムだったが、“ロングランのペースという点では前向きな結果を得ることができた”と手ごたえを語った。ホンダは、F1ロシアGPにパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニットを投入。両ドライバーは規定数を超えるパワーユニットの使用によりペナルティーは科され、グリッド後方からのスタートが決定している。
午前11時から開始されたプラクティス1で、ブレンドン・ハートレーはソフトタイヤでコースインし、1周を走行。その後、ウルトラソフトタイヤに替えて進めた。このセッションでハートレーは1分37秒944で19番手となった。プラクティス2は、ハイパーソフトタイヤでブレンドン・ハートレーはアタックシミュレーションを実施。最初のセットで1分36秒654とプラクティス1のベストタイムを大幅に更新する。次のセットでも1分36秒024とタイムアップ。その後、ハートレーはソフトタイヤで順調にプログラムを消化し、16番手でプラクティス2を終えた。「日曜日はグリッド後方からのスタートになると分かっていたので、今日は決勝レースでのペースとマシンを速く仕上げることを優先して行った」とブレンドン・ハートレーはコメント。「僕にとってソチは今回が初めて走るコースだけど、一番好きなコースとは言えないかもしれない。ただ、序盤の何周かで学ぶことがたくさんあった」「FP1で僕のマシンに小さいトラブルを発見し、FP2ではマシンのフロアを交換しなくてはならなかったけど、燃料を多く積んだロングランでは手応えを感じる結果となった」「FP2でもハイパーソフトでのタイムアタックは十分な結果を出せなかったけど、ロングランのペースという点では前向きな結果を得ることができたと思う」関連:・F1ロシアGP フリー走行2回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1ロシアGP フリー走行1回目 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム