トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1フランスGPのフリー走行2回目に発生したホンダのF1パワーユニットの故障によって6つ全てのコンポーネントを交換。決勝を最後列からスタートすることが確定した。F1フランスGPのフリー走行2回目のセッション終盤、ブレンドン・ハートレーは、パワーユニットのトラブルでコース上にストップ。エキゾーストからは炎が出ており、大きなダメージの可能性が予想されていた。
セッション終了後、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「FP2の最終盤でハートレー選手のパワーユニットにトラブルが発生してしまったことは非常に残念でした」とコメント。「これから問題の原因とパワーユニットが負ったダメージの大きさについて分析を行い、その結果に従って明日以降のパワーユニットオペレーションを決めていきます」その後、ホンダF1は故障したブレンドン・ハートレーのF1パワーユニットを調査のために日本に輸送。金曜日の夜にブレンドン・ハートレーのマシンのF1パワーユニットの6つ全てのコンポーネントを交換。これにより、ブレンドン・ハートレーは内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを4基目、MGU-K、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスを3基目とすべてのコンポーネントが年間使用制限の上限に達し、決勝では大量のグリッドペナルティを科せられることになった。ホンダのF1パワーユニットは、前戦F1カナダGPでもピエール・ガスリーのパワーユニットが故障。同じく全コンポーネントを交換して最後列からスタートしている。プレシーズンテストから信頼性の改善を示してきたホンダだが、ここへきて、またも信頼性への懸念が高まってきた。関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)にテクニカルトラブル
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