F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選(SQ1)がインテルラゴスで行われ、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は18番手で敗退した。レッドブルでシートを争うリアム・ローソン(レーシングブルズ)も17番手で脱落し、ともにSQ2進出を逃した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムを記録し、路面温度がFP1より約5℃低下する中、終盤にはトラックコンディションの改善によって順位が激しく入れ替わる展開となった。
序盤はオスカー・ピアストリが1分10秒286で首位に立ち、僚友ランド・ノリスが0.025秒差で続いたが、その後フェルスタッペンが自己ベストを更新してトップに浮上。2番手にピエール・ガスリーが入り、マクラーレン勢、メルセデス勢、フェラーリ勢が僅差で追う展開となった。一方で、中団以降はわずかな差で明暗が分かれた。終盤にランス・ストロールが12番手へ浮上したことで、フランコ・コラピントが脱落。カルロス・サインツJr.は最下位の20番手に沈んだ。角田裕毅は一時13番手につけたものの、最後に順位を落として18番手。レーシングブルズのローソンも17番手にとどまった。■ SQ1敗退ドライバー16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)17番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)18番手:角田裕毅(レッドブル・レーシング)19番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)20番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)次のSQ2では、トップ勢に加え、地元のガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が健闘しており、さらなる波乱の展開が予想される。
全文を読む