セバスチャン・ブルデーは、F1復帰を諦めたことを認めた。2009年シーズン途中にトロ・ロッソを解雇されたセバスチャン・ブルデーは、現在スーパーリーグとル・マンに参戦している。チャンプカーで4年連続チャンピオンに輝いたセバスチャン・ブルデーだが、アメリカではスポンサー不足によりトップシートへの復帰が妨げられており、またF1に復帰することもないだろうと認めている。
「僕は31歳だ。F1のコックピットに戻れるかどうかはわからない。特にそれほどうまくいかなかったからね」とブルデーはコメント。「誰かが僕にクルマを提供してくれるなら、いいけどね。でも、個人的にはそれを追いかけるのは止めたよ」セバスチャン・ブルデーは、トロ・ロッソとの関係が常に難しいものだったと認めており、チームが“まだって運転するドライバー”を望んでいたと主張する。「彼らはクルマの開発や技術的な方針が決めていなかったので、ずっとそんな感じで終わりそうだった」「今、後悔はしていないけど、そうしなければシートはあったかもしれない」昨年末はルノーのシート獲得が噂されていたが、ブルデーはルノーの新チーム代表エリック・ブーリエとは交渉したことはない語る。「僕は彼をとても良く知っているし、彼は友人だ。僕たちはそれについては話してさえいないよ」「僕はロマン（グロージャン）が残留することを望んでいた。多くの才能のあるフランス人ドライバーだけど、僕たちの経済活動では、財政支援を見つけるのが難しい」「残念ながらF1のシートは非常に高価だ」