バルテリ・ボッタスは、メルセデスF1との最後から2番目のレースを忘れることはないだろう。F1サウジアラビアGPで、バルテリ・ボッタスはファイナルラップの最終コーナーで自身67回目の表彰台を獲得した。大荒れの展開となったF1サウジアラビアGPで、バルテリ・ボッタスは、終盤にエステバン・オコン(アルピーヌ)と激しいバトルを展開。ファイナルラップのターン27の立ち上がりからチェッカーまでドラッグレースを制して3位表彰台を獲得した。
ルイス・ハミルトンに次ぐ2番手を走行していたバルテリ・ボッタスは、1回目のセーフティカー中にハミルトンとともにダブルピットストップ。だが、直後に赤旗となり、ステイアウトを選択したマックス・フェルスタッペンの後ろでリスタートを迎えることになった。リスタートで5番手に順位を下げたボッタスは、20周以上にわたってダニエル・リカルド(マクラーレン)とバトル。なんとかリカルドを攻略したボッタスは、オコンに照準を定めた。「もちろん、すべてが最初の赤旗から始まった。僕たちにとって少し不運だった。チームとしての僕たちにとっては非常に不運だった」とバルテリ・ボッタスは説明した。「そして、ハードタイヤでのリスタートで、僕たちは劣勢に立たされていくつかの場所を失った」バルテリ・ボッタスは、エステバン・オコンの抵抗のレベルに驚いたことを認めた。「厳しいレースだった。かなり激しいレースだった」とバルテリ・ボッタスは語った。「エステバンは良いレースをした。彼らは実際には驚くほど速く、僕たちは彼を簡単に捕まえることができなかった」「でも、最後に彼を捕らえることができた。とにかくプッシュし続けた。今日は諦めなかった価値があった」バルテリ・ボッタスの表彰台は、特にレッドブルのセルジオ・ペレスがリタイアだったため、コンストラクターズの順位でメルセデスの集計に貢献した。「それに関してはの良い日だったし、ルイスとマックスが同じポイントになったので、アブダビはかなりエキサイティングなレースになるだろう」とバルテリ・ボッタスはコメント。「いい気分だ。チームとあと1戦だ。フィンランドにとっても、感情的になると思うし、楽しみにしている」