メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1イタリアGPでここまで“完璧”な週末を過ごしており、グリッド後方からスタートするのは“苛立たしい”と認める。今週月曜日に2022年にジョージ・ラッセルが加入することでメルセデスを離れてアルファロメオに移籍することが発表されたバルテリ・ボッタスは、そのニュースに対して理想的な反応を示している。
金曜日に行われた従来形式の予選セッションで最速だったバルテリ・ボッタスは、18周のスプリント予選でもマックス・フェルスッペンを抑えてトップでチェッカーを受け手3ポイントを獲得。スタートに失敗したチームメイトのルイス・ハミルトンは5位でフィニッシュしている。バルテリ・ボッタスは、メルセデスがF1エンジンを交換したことでグリッド降格ペナルティを科せられ、ポールポジションとは真逆の最後尾から決勝をスタートすることをあらかじめ知っていた。将来が明らかにされ週にそれはバルテリ・ボッタスに相反する感情を抱かせた。「僕が言えることは、これまでのところ完璧な週末を過ごしてきたけど、これからグリッドペナルティを受けるということだ」とバルテリ・ボッタスは Crash.net に語った。「それが起こるけど、ここでのマシンに優れたスピードがあり、ペースが良いのを見るのは良いことだ。明日はできるだけ上位を目指して戦うつもりだ」「確かにそれは腹立たしい。この2日間は良好なパフォーマンスだったけど、翌日に完全にリセットされ、後ろから開始するだからね」「これらは僕の手には負えないことだし、僕にできることは何もないので、そこにあまりエネルギーを浪費したくないし、ネガティブになりすぎたりすることはない」「僕にできる唯一のことは、明日ベストを尽くして、全力を出し切ることだ。少なくともいくつかのポイントを獲得した。すべてのポイントは僕自身にとってもチームとしても重要だ」ポイントに関しては、バルテリ・ボッタスは、多くのポジションを取り戻すことは可能だと考えており、モンツァで彼の集計にさらに多くを追加できると考えている。「表彰台は可能だ。正直、昨年のレースで起こったことを見れば、どんなことも可能だ。決して何が起こるかは分からない。プッシュし続ける」バルテリ・ボッタスは、2022年にピエール・ガスリーが10番グリッドから優勝したレースに言及。昨年のレースは非常に珍しい展開となり、赤旗中にピットレーンに不法に侵入したことで罰せられるまで、ルイス・ハミルトンの勝利は確実だと思われていた。