バルテリ・ボッタスは、ニコ・ロズベルグの引退を受け、トップで戦うメルセデスF1に加入するには、自分のキャリアのなかで“大きな飛躍”を遂げなければならなかったと認める。ニコ・ロズベルグは、2016年に悲願のF1ワールドチャンピオンを獲得した直後に引退を表明してF1界を驚かせた。最近、ロズベルグは現役続行のための1億ドル(約100億円)のオファーを断ったことを明らかにしている。
当時、ウィリアムズでミッドフィールドを戦っていたバルテリ・ボッタスは、2017年にルイス・ハミルトンのパートナーとしてチャンピオンチームのメルセデスF1に加入することになった。バルテリ・ボッタスはすぐに順応し、チームとの4回目のレース勝利を挙げたが、そのプレッシャーのある環境に急いで入るのは難しいことだったと認める。「後任として高い期待に応えなければならなかったのは確かだ」とバルテリ・ボッタスは Hypebeast に語った。「ワールドチャンピオンを獲得してすぐに引退を決めた男の後任だからね。僕は次の男で、チームが僕を選んだ。このスポーツには常に何らかのプレッシャーがあるのは確かだ。でも、それは僕のキャリアの大きな飛躍であり、パフォーマンスを発揮して、次の年の新しい契約を獲得するために、その機会を最大限に活用する必要があった」「このスポーツでは常に自分自身を証明しなければならないので、僕はほぼ毎年それをしなければならなかった。年月が経つにつれ、それに対処する方法を学び始めたと思う。幸運なことに、シーズンに入って最初の勝利を収めるのに数レースしかかからなかったし、チームの信頼を得ることができた」メルセデスでの5シーズン目でバルテリ・ボッタスは、過去4年でルイス・ハミルトンとのタイトル争いに負けたが、7回のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンのペースは、意気消沈するプロセスではなく、実際に彼を前進させるモチヘーション要因であると感じている。メルセデスF1での彼の将来はまだ決まっていないが、バルテリ・ボッタスは現役コンストラクターズチャンピオンとの時間を楽しんでいると語る。「ルイスのチームメイトになるのは簡単ではない。予選でも、特にレースでも、彼はかなり速いからね」とバルテリ・ボッタスは語った。「彼を倒したいのなら、できる限りのことをやらなければならないことを分かっているし、それは僕をもっとプッシュさせ、常に深く掘り下げたり、新しいことを試みたりしている。その意味で、簡単ではないけど、本当にやる気を起こさせてくれることでもある」「正直に言うと本当に楽しかった。僕たちはチームとして本当にうまく働くことができた。過去4年間を振り返ると、チームとして素晴らしいことを成し遂げることができたし、一生懸命に仕事を続けている」
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