メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、フランスでエクストリームEのマシンをテストした。エクストリームEは、2021年に初シーズンが開幕する新しい電動オフロードシリーズ。男性1名と女性1名で構成される8チームが、ブラジル、グリーンランド、ネパールなど、気候変動の影響を受けた世界の極端な地形を電動SUVで競争する。
車両のオデッセイ21は、フォーミュラEのシャーシも提供しているSpark RacingTechnologyによって設計および開発された。2021年ンのシーズン1のスタートに先立ち、バルテリ・ボッタスは、フランスのシャトードラトゥールで開催された6日間のテストイベントに招待された。エクストリームEは、バルテリ・ボッタスの参加を秘密にしておくつもりだったが、ボッタスはソーシャルメディアに何枚かの写真を投稿して「昨日は楽しかった」と自ら参加を明かした。「プライベートでテストをしに来たため、名前を挙げることができない有名ドライバーも何人かいた」とエクスリームEは述べた。「しかし、そのうちの1人、ラリー愛好家でもあるF1スターのバルテリボッタスは、後に彼のソーシャルアカウントで彼の経験を共有した」テストには、バルテリ・ボッタスだけでなく、元F1ドライバーのジェローム・ダンブロシオやジャン・エリック・ベルニュも参加した。ジャン・エリック・ベルニュは、参戦チームのひとつであるベローチェ・レーシング(Veloce Racing)の共同創設者であり、エクストリームEに特に関心を持っている。ベルニュはドライバーを務める可能性があるが、まだ決定はしていない。「僕が慣れているものとはまったく異なる世界だ。これまで横向きに運転したことがないけど、ここではスライドする必要がある。僕にとってそれは発見だし、本当に楽しんでいる」とジャン・エリック・ベルニュは語った。「シングルシーターでの経験とは大きく異なるため、最初の数周はマシンの運転方法をほぼ再学習する必要があった。最初はちょっと控えめだったけど、評価し、アドバイスをもらい、すぐに進歩が見られたし、気持ちよかった」「自分でシリーズをドライブするかどうかは決まっていない。もちろん、ベローチェ・レーシングに勝ってもらいたいので、その仕事に最適なドライバーを選ぶつもりだ。分かっていることは、僕たちは真剣なチームエントリーを構築しており、シーズン1が始まるのを待ち切れないということだ」エクストリームEは、現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンも自身のチーム「X44」を参戦させる。
全文を読む