メルセデスF1チームは、ブラジルGPでのバルテリ・ボッタスのエンジン故障についてまだ調査を進めており、最終戦でグリッド降格ペナルティを受けるかどうかをまだ確認できていない。F1ブラジルGPの53周目にエンジン故障によって今季2度目のリタイアを喫したバルテリ・ボッタスは、W10のスイッチを切った際にマシンに何が起こっているのかよくわかっていなかったと語る。
「少し煙が出ていたと思う。実際に僕は煙を見なかったけど、彼らは僕にそれを報告した。パワーの損失を感じてはいなかったけど、とにかくスイッチを切った」とバルテリ・ボッタスは語った。メルセデスのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、まだエンジンの調査を続けており、パワーユニットを再利用できるか決定できるのはその後だと語る。「レース中にオイル消費量が非常に急激に増加した。およそ半周でなくなったことはわかっている。エンジンは自動的に停止した。それ以上のことはわからない」エンジンが再利用可能でない場合、以前のパワーユニットに戻る可能性もあるが、バルテリ・ボッタスは「マイルが残っているかはわからない」と懐疑的だ。ただし、メルセデスの広報担当者は、アブダビの古いエンジンの使用する可能性を除外していない。「必ずしもそれらを別のイベントで走らせることができないという意味ではあにが、好しいことではないのは確かだ」と広報担当は語った。