メルセデスのバルテリ・ボッタスが、F1オーストラリアGPの勝利後に評論家に宛てた“下品”な無線メッセージについて説明した。2019年シーズンの開幕戦を制したバルテリ・ボッタスは、チェッカーフラッグ後のスローダウンラップで無線でエンジニアに祝福された後、『心配してくれていたかもしれない人へ、F*** you』と語っていた。
バルテリ・ボッタスは、その発言は無意識に出たものであり、誰に向けられたものかはわかっているだろうと述べた。「自然と出てきたものだ。よろしくと伝えたかっただけだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。「ただ、それだけのことだ。考えてたいたわけでもないし、計画していたわけでもない。とにかく出てしまった」「もちろん、多くの人がサポートしてくれているし、正直、とても感謝している。周りのたくさんの人が僕を支えてくれている」「常に浮き沈みあるものだし、本物のサポートというのは本当にわかるものだ。困難な時期にはそうではないものもある。それはよりネガティブなものだ。それは彼らの弱い部分だ。だから、問題はない」昨年の批判を不当だと感じたかと質問されたバルテリ・ボッタスは「不当だとは思わない。誰もが思ったことを言うことができるからね」とコメント。「ただ、関係しているかもしれない人は、時々鏡を見て、自分がそうした理由を考えるべきだと思う。僕にとってはそれでOKだ」発言は誰を対象にしたものかと質問されたバルテリ・ボッタスは「かなり長いリストになるだろう。残念ながら、そんな感じだ」とコメント。「人々はそれが誰のことかわかっていると思う。彼らもわかっているはずだ」「スポーツ、特にF1では、結果から得られる自信はかなり大きい。そして、かなり後押ししてくれる」「たとえ毎シーズンで困難な時期があったとしても、良い結果は常に覚えているものだし、今日のように自分にできることを知るのは力になる」「当然、望んでいた結果を得られずに勝利のないシーズンを過ごしたこは、今年の大きな後押しになるだろう。去年とは違ってシーズンのパーフェクトなスタートが切れたし、僕たちはこれを維持して、チームとして、そして、自分自身から今週末学んだことを土台にしていく必要がある」昨年、バルテリ・ボッタスは1勝も挙げることができず、メルセデスの育成ドライバーであるエステバン・オコンにシートを奪われるのでないかと繰り返し報じられた。また、長年のパーソナルスポンサーであるウィフリ・グループ(Wihuri Group)は、F1で費用対効果が得られないとの建前でボッタスへの支援を打ち切っていた。
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