メルセデスのF1ドライバーを務めるバルテリ・ボッタスが、Mスポーツのフォード・フィエスタWRCでラリーデビューを果たすことが発表された。バルテリ・ボッタスは、2019年1月24日~26日に開催されるアークティックラップランドラリーで、セバスチャン・オジェが過去2つのWRCタイトルを獲得したマシンに類似したフィエスタで参戦する。
コ・ドライバーは、2000年と2002年にマーカス・グロンホルムとWRCタイトルを獲得したティモ・ラウティアイネンが務める。「ラリーの世界を覗くユニークな機会だし、これを可能にしてくれたすべての人に感謝したい」とバルテリ・ボッタスはコメント。「WRカーの経験のない僕にはまったく新しいテリトリーでもある。それでも僕はレースカードライバーだし、運転している車両が何であれ、常に全開で走るよ」これまでアークティックラップランドラリーには、ケケ・ロズベルグ、ミカ・ハッキネン、キミ・ライコネン、ヘイキ・コバライネンといった多くのフィンランド人ドライバーが参戦している。バルテリ・ボッタスのエントリーは、AKKモータースポーツによるフィンランド人ラリードライバーの育成プログラム“Flying Finn - Mission in Lapland”に寄付される。マーカス・グロンホルムとともにWRCに144戦出場し、30勝、61回の表彰台を獲得したティモ・ラウティアイネンは、近年も公式資格でラリーに関与している。「とにかく挑戦を受け入れなければならない本当に面白いミッションだと思った」とティモ・ラウティアイネンはコメント。「バルテリのような才能のあるドライバーであれば、テストで優れた基本的なドライビングのルーチンを確立できると思っている」「もちろん、チャレンジングな部分はくまなくペースノートを作り、ペースノートとともに走ることを一気に学ぶことだ」バルテリ・ボッタスのラリーデビューは、2019年のF1プレシーズンテストの3週間前に行われる。
全文を読む