BMWは、2018年からFIA 世界耐久選手権(WEC)のGTE Proクラスに参戦するマシン『M8 GTE』をフランクフルトモーターショーで正式発表した。BMWは、2015年9月に2018年からWECのGTE Proクラスに参戦することを発表。今年5月にはGTEマシンが市販車のBMW 8シリーズのMバージョンをベースにすることを明らかにし、カモフラージュ塗装された車両でテストを重ねていた。
BMW M8 GTEは、2018年からFIA世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する予定となっており、デビュー戦は来年1月のデイトナ24時間を予定している。BMWモータースポーツ代表を務めるイェンス・マルカルトは「我々にとって、IAAでのカモフラージュを解いたマシンの発表は、2018年のデイトナ24時間を予定している我々の初レースにむけた次の重要なステップだ」とコメント。「FIA WECと北アメリカでのIMSAシリーズは我々の新しいチャレンジャーにとって最高の競争の場だ」「我々はBMW M8 GTEとともに、ル・マンの伝統と結びつけながら、GTレーシングのトップクラスの国際レースに最先端のテクノロジーをもたらしていく」「BMW M8 GTEの開発は予定通りであり、2018年に挑戦するクルマを目にするのが待ち切れない」
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