2009年もBMWザウバーのサードドライバーを務めることになったクリスチャン・クリエンは、再びル・マン24時間レースに参戦を予定している。昨年、クリスチャン・クリエンはプジョーと協力し、ル・マン24時間レースに参戦した。今年はF1はテストがより厳しく規制されるため、クリエンは、ニック・ハイドフェルドとロバート・クビサの“シェフ”の役割に加えて、再びル・マンに出たいとジョークを飛ばす。
「まだ決まったことではない。でも、ルマンはBMWザウバーのプログラムの良いおまけになるだろうね」クリエンは、オーストラリアGP以降のシーズン中のテスト全面禁止がサードドライバーの寿命を“困難”にすると語る。「いくつかプレシーズンテストをするけど、3月からシーズンの終わりまではストレートテスト以外はない」「レースができるように自分自身を良い状態に維持しておくことが重要だ」BMWザウバーにとってはテスト禁止の発表はタイムリーだった。BMWザウバーは、2009年レギュレーションに合わせた暫定マシンを用意し、早くから努力をしてきた。「その時はまだテスト禁止については知らなかった。でも、今、作業は成果をあげている」「去年2台のBカーを作ることは大きな努力だった。でも、僕たちは新しいレギュレーションについて多くを学ぶことができた」