BMWザウバーは24日(土)、バレンシアで新車F1.09での4日間にわたる初テストを完了させた。最終日のバレンシアは、サーキットの至る所でデブリが舞い上がるコンディション。しかし、テスト2日目となるニック・ハイドフェルドはF1.09でシステムチェックとメカニカル・データの収集に集中した。ハイドフェルドは92周を走破。プライベートテストのため、BMWザウバーはタイムは公表していないが、チームはF1.09での初テストに手応えを語った。
ニック・ハイドフェルド「テストは風がトラック上にデブリを巻き上げて一度中断しなければならなかったが、午後にはいくつかのロングランを実施することができた。異なるコンパウンドで何度かレーススタートのシミュレーションして一日を終えた」ウォルター・リードル (BMWザウバー マネージング・ディレクター)「我々は多くのデータを収集し、多くの初期の進歩を遂げることができた。ここ2日間は強風がテストを難しくしたが、我々はトラックは終始ドライだったので利益を得ることができたし、12月のテストより気温が高く、タイヤに関しても価値ある洞察を学ぶことができた。我々はすでにKERS同様、2009年バージョンの18,000回転に回転を制限したV8エンジンを使用している。テスト全体、特に新車の高い信頼性には非常に満足している。今はもちろん、我々がライバルに対してどこに位置しているかを知りたいが、次回のテストで第一印象を得るのを待たなければならない」
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