ジュール・ビアンキは、マルシャは冬の間に他のF1チームよりも多くの改善を果たしたと考えている。マルシャと契約したばかりのジュール・ビアンキは、バルセロナテスト最終日に午前中だけの走行で前日から約1秒短縮し、ケータハムのシャルル・ピックとほぼ同じタイムでセッションを終えた。ジュール・ビアンキは、タイムについて深読みすることには慎重な姿勢を見せたが、2013年に初めてKERSを搭載するマルシャは進展を果たしたと考えている。
マルシャは冬の間に改善したチームのひとつかと質問されたジュール・ビアンキは「そうだね。ラップタイムを見れば、僕たちはかなり良くなっている」とコメント。「僕たちはかなり良い改善を果たしていることは小さなサプライズだし、それには満足している」「僕の側としても、土曜日から日曜日で大きく改善している。でも、他が何をやっているかはわからないので、相対的にどれくらい改善しているかを言うのは難しい」だが、ジュール・ビアンキは、マルシャが中団争いに加わるのはまだ厳しいと考えている。「僕たちは現実的でいなければならない。ミッドフィールドのクルマを倒すのは難しいことだろうけど、最善を尽くすつもりだ。どうなるかなんてわからない...」