ジュール・ビアンキのマネージャーを務めるニコラス・トッドは、今年フォース・インディアのレースシートを獲得する可能性はなくなったと認めた。2013年最後の空席となっているフォース・インディアのシートは、エイドリアン・スーティルとジュール・ビアンキが争っているとされており、先週のバルセロナテストでは、それぞれが一日ずつテストを担当し、“直接対決”と報じられていた。
最終バルセロナテストを目前に控え、海外メディアは、フォース・インディアは、ポール・ディ・レスタのチームメイトとしてエイドリアン・スーティルを選んだと報道。28日にも契約が発表されると報じている。そんななか、ジュール・ビアンキのマネージャーを務めるニコラス・トッドが、シート争いに敗れたことを認めた。「ジュールはポール・ディ・レスタのチームメイトにはならない。今日そういう連絡を受けた」とニコラス・トッドは Reuters にコメント。「非常に残念だ。私はかなり現実的な人間だが、彼が乗れる可能性は高いと思っていた」「F1の中で可能性を探しているが、選択肢は非常に少ない」ジュール・ビアンキは、2013年もフォース・インディアのリザーブドライバーを務めるものとみられているが、同誌はフェラーリが育成ドライバーの一員であるジュール・ビアンキをリザーブドライバーにすることも検討していると報じている。関連:フォース・インディア、エイドリアン・スーティルの起用を正式発表
全文を読む