2026年F1第10戦ベルギーGPの予選は、スパ・フランコルシャンで激しいポールポジション争いが繰り広げられた。アンドレア・キミ・アントネッリが最後のアタックで圧巻のラップを決め、マックス・フェルスタッペンを0.3秒差で退けて今季6回目のポールポジションを獲得した。Q3ではランド・ノリス、シャルル・ルクレール、フェルスタッペン、アントネッリがわずか数十分の一秒差で首位を奪い合う白熱の展開となった。
一方で、オスカー・ピアストリがグラベルにタイヤを落とした影響で赤旗が提示され、全車が最後の一発勝負に挑む緊張感あふれるセッションとなった。Q2ではリアム・ローソンがわずかに届かず11番手で敗退。ニコ・ヒュルケンベルグは油圧トラブルでコース上にマシンを止めたためQ3開始が遅延するアクシデントも発生した。Q1ではアストンマーティン勢のフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが揃って敗退し、苦戦ぶりが浮き彫りとなった。また、ランド・ノリスはトップ争いを演じる速さを見せたものの、パワーユニット交換による10グリッド降格ペナルティのためポールポジション獲得の対象外。それでも上位グリッド確保を目指してアタックを続けるなど、決勝を見据えた重要な予選となった。予選ではレッドブル・レーシングがアイザック・ハジャーのスリップストリームを利用してフェルスタッペンをアシストするなど、各チームが戦略面でも工夫を凝らした。フェラーリやメルセデスも随所でトップタイムを記録し、勢力図が目まぐるしく入れ替わる見応え十分のセッションとなった。この動画では、アントネッリのポールラップをはじめ、Q1からQ3までの名場面やアクシデント、各ドライバーのアタック、そして決勝グリッドを左右した重要なシーンをダイジェストで振り返る。