2026年F1ベルギーGP初日のフリー走行がスパ・フランコルシャンで行われ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトップタイムを記録した。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続き、各チームは予選と決勝を見据えたセットアップやエネルギーマネジメントの確認を進めた。ここではFP2の結果順に、各ドライバーが初日を振り返ったコメントを紹介する。
クラッシュを喫したピエール・ガスリーや、10グリッド降格を控えるノリスらも、それぞれ週末への手応えや課題について語っている。1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)「難しいFP1の後、マシンにいくつか変更を加えたことで状況が改善した。残りの週末に向けて前向きな方向性を見つけられたと思う。セットアップ面でも自分のドライビング面でも、まだやるべきことはたくさんある。今日は最速で終えられたが、1周の速さでもロングランでもライバルたちが非常に接近していることは分かっている。それでも、FP2ではずっと良い感触で走れたので満足しているし、週末が楽しみだ。目標はいつも通り最大限のポイントを獲得し、優勝を争うことだ。シルバーストンは僕にとって残念な結果だったが、もう気持ちは切り替わっている。そこではペースも良かったし、スパはまた違う挑戦になるとはいえ、今日の内容を見れば上位争いに加われる自信を持てる。」2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「スパでの初日は着実な一日だった。FP1ではいくつか問題があってガレージに留まる時間があり、クリーンなセッションにはならなかったが、FP1とFP2の間でマシンを前向きな方向へ進化させることができた。1周のペースは悪くないし、今朝よりもバランスにも満足している。ただ、まだ楽観はしていない。この流れは金曜日によく見てきたもので、ライバルたちは明日さらに本気を出してくるはずだ。今夜はデータを分析し、明日のプラクティスでもう一歩前進できるか確認してから予選に臨む。本当の立ち位置は明日分かるだろうし、4基目のパワーエレクトロニクス使用による日曜日の10グリッド降格という悔しさはあるが、それでも前進を続けられるよう努力していく。」3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)「今日のプラクティスは僕たちにとってかなり良い内容だった。最初からバランスも良く、主にマシンを細かく調整する作業を進め、その結果として少しペースを引き出せたと思う。FP2では実際の差がよりはっきり見えたかもしれないが、自分たちのパフォーマンスには満足しているし、他ではなく自分たちに集中している。このサーキットはエネルギーマネジメントがとても難しく、セッション中はダウンシフトの改善にも取り組んだ。うまく機能させるまで少し時間がかかったが、バランス自体は悪くなかった。予選までにもう少し速さを見つけられればいい。改善すべき部分はいくつかあるが、総合的には良い一日だった。」4番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「今日は両セッションを通じて多くの作業をこなし、有益な情報をたくさん集めることができた。マシンバランスは全体的に良好だが、特にセクター2には改善できる部分がいくつかある。今夜はエンジニアとともにデータを確認し、セットアップを煮詰め、予選で違いを生む小さな改善を積み重ねていく。」5番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)「今日は最初のラップからマシンのペースが良かった。シルバーストンからパフォーマンス面で一歩前進できたように感じるし、それはポジティブだ。自分自身も良い感触だったので、その流れをFP2でも続けようとした。ただ、2回目のセッションではトップとの差が広がったので、どこでその差を縮められるのかを分析していく。全体としては堅実な一日で、上位争いに加われているのは良いことだ。」6番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「全体としては悪くない一日だった。残念ながらFP1終盤に発生した油圧トラブルの修復作業があったため、FP2の走り始めが遅れてしまった。対応してくれたチームには感謝している。それでもFP2ではしっかり前進できたし、ペースも悪くない。正しい方向へ進んでいるので、明日のFP3と予選に向けてさらに積み上げていけると思う。」7番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)「今日は非常に実りの多い一日だったし、FP2を7番手という良い位置で終えられたので、両セッションを通じた進歩には満足している。FP1では2台で異なるアイデアを試し、開発や改善すべき点を探る作業を行った。ライバルの中には本来のタイムを出していないチームもあるだろうが、まずは自分たちに集中し、さらに改善してパフォーマンスを引き出したい。ラップの中には強い区間もあれば少し弱い区間もあるが、異なるセクター特性を持つスパでは自然なことだ。目標はマシンを改善し、さらに速さを見つけ、明日できる限り最高の結果を目指すことだ。」8番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「スパでの金曜日は決して順調ではなかった。FP1ではグリップレベルを過大評価してしまい、スタート時のセットアップが適切ではなかった。バランスに苦しみながらも学びは得られたが、理想的な週末の入り方ではなかった。そのためFP2前に懸命に作業して変更を加え、状況は改善した。特に1周の速さではまだタイムを縮められる余地があり、一晩かけてそこを詰めていく。ロングランはより競争力があり、それは土曜日と日曜日に向けて励みになる。」9番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)「全体としてスパでの初日は悪くなかった。今回もチームが非常に良いベースのマシンを用意してくれたおかげで、週末を良い形でスタートできた。まだ一晩かけて分析しなければならない部分はあるが、内容には勇気づけられている。主な課題はソフトタイヤでさらにパフォーマンスを引き出すことだ。今日は期待したほどタイムを伸ばせなかった。また、FP1では数周、FP2ではほとんどロングランができなかったので、日曜日に向けてはまだ不確定要素がある。パッケージには競争力があるし、すべてをまとめられればQ3進出とポイント争いができるはずだ。」10番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)「2台ともトップ10に入り、良い金曜日になった。今年のスパはこれまでとはかなり違う印象なので、マシンを最適化しながらバッテリーとエネルギー展開をどう管理するかに重点を置いて取り組んだ。今夜その部分をさらに詰め、明日はもっと良い状態で戻っ...