2026年F1第10戦ベルギーGPは、7月17日(金)からスパ・フランコルシャンで開催される。初日にフリー走行1回目(FP1)とフリー走行2回目(FP2)、2日目にフリー走行3回目(FP3)と予選、最終日の7月19日(日)に決勝レースが行われる。舞台となるスパ・フランコルシャンは、ベルギーのアルデンヌ地方に位置するF1屈指の伝統サーキットである。全長7.004kmを誇る現行カレンダー最長のコースであり、オー・ルージュからラディオンを駆け上がる区間や、ケメル・ストレートなどが大きな特徴となっている。
高低差の激しい高速レイアウトは、ドライバーの技量だけでなく、パワーユニットの性能、空力効率、タイヤマネジメントを総合的に試す。長いストレートでは最高速が重要となる一方、中高速コーナーでは十分なダウンフォースも求められるため、各チームはマシンセッティングで難しい妥協を迫られる。2026年シーズン第10戦となるベルギーGPでは、前戦イギリスGPで今季初優勝を飾ったシャルル・ルクレールが勢いを維持できるかが注目される。フェラーリはシルバーストンで予想以上の競争力を発揮しており、高速区間の多いスパでもメルセデスに挑めるかが焦点となる。ドライバーズランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリと、25ポイント差で追うジョージ・ラッセルによるメルセデス勢のタイトル争いも重要な見どころとなる。長いストレートとエネルギーマネジメントが重視されるスパは、メルセデスの2026年型マシン「W17」に適したコースとみられており、両者が直接優勝を争う展開も予想される。イギリスGPで2位を獲得したラッセルにとっては、アントネッリとの差をさらに縮める絶好の機会となる。一方のアントネッリは、シルバーストンでホイールシールドの脱落によって上位争いから後退しただけに、ベルギーでは安定した週末を送り、ランキング首位を守りたいところだ。マクラーレンは、高速コースであるスパの特性が2026年型マシン「MCL40」の弱点を浮き彫りにする可能性がある。ドラッグの大きさやストレートスピードの不足が懸念されており、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリには、マシンの性能を最大限に引き出す難しい週末となりそうだ。レッドブル・レーシングでは、マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が引き続きパドックの注目を集める。イギリスGPではリアウイングのトラブルによってリタイアに終わっており、ベルギーGPでは速さだけでなく信頼性を示すことが求められる。スパ・フランコルシャンは「スパ・ウェザー」と呼ばれる変わりやすい天候でも知られている。サーキットの全長が長く、アルデンヌの丘陵地帯に位置することから、コースの一部では雨が降り、別の区間では路面が乾いているという状況も珍しくない。ドライコンディションが予想されていても、天候が急変する可能性は常に残されている。タイヤ選択やピットストップの判断が勝敗を大きく左右することも多く、2026年のベルギーGPでも最後まで予測できない展開となる可能性がある。2026年F1ベルギーGP スケジュール■ 7月17日(金)フリー走行1:20:30~21:30(現地時間:13:30~14:30)フリー走行2:24:00~25:00(現地時間:17:00~18:00)■ 7月18日(土)フリー走行3:19:30~20:30(現地時間:12:30~13:30)予選:23:00~24:00(現地時間:16:00~17:00)■ 7月19日(日)決勝:22:00~(現地時間:15:00~)フジテレビNEXT 放送スケジュール(生放送)■ 7月17日(金)フリー走行1:20:20~22:10解説:山本雅史、米家峰起実況:塩原恒夫フリー走行2:23:50~25:40解説:山本雅史、米家峰起実況:塩原恒夫■ 7月18日(土)フリー走行3:19:20~21:10解説:片山右京、川井一仁実況:塩原恒夫予選:22:50~27:00解説:片山右京、川井一仁実況:塩原恒夫■ 7月19日(日)決勝:21:20~27:00解説:片山右京、川井一仁実況:塩原恒夫FOD 配信スケジュールFODでは2026年F1第10戦ベルギーGPをライブ配信する。フリー走行1回目(FP1)、フリー走行2回目(FP2)、フリー走行3回目(FP3)は無料配信の対象となっている。■ 7月17日(金)フリー走行1:20:20~(無料配信)フリー走行2:23:50~(無料配信)■ 7月18日(土)フリー走行3:19:20~(無料配信)予選:22:50~■ 7月19日(日)決勝:21:20~スパ・フランコルシャンFORMULA 1 MOËT & CHANDON BELGIAN GRAND PRIX 2026サーキット名: スパ・フランコルシャンコース全長: 7.004km周回数:44レースディスタンス:308.052kmラップレコード:1分44秒701(セルジオ・ペレス / 2024年)