2025年F1 ベルギーGP 決勝のハイライト動画。スパ・フランコルシャンで2025年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーグランプリの決勝レースが行われた。レースは、雨による約80分の中断を経て再開され、マクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝。今季6勝目を挙げ、チームメイトのランド・ノリスとの選手権ポイント差を16に広げた。
再スタート直後の最初のレースラップ、ピアストリはポールスタートのノリスをケメルストレートでオーバーテイクし、レ・コーム進入までに首位に浮上。その後、路面が乾いていく中でマクラーレンは戦略を分け、ピアストリはミディアムタイヤ、ノリスは1周遅れてピットインしハードタイヤを選択した。ピットタイミングの差でタイムを失ったノリスは、逆転のチャンスをつかめなかった。3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入り、4位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、5位にはメルセデスのジョージ・ラッセルが続いた。なお、ルイス・ハミルトンはピットレーンスタートながら、最も早くスリックタイヤに交換したドライバーの一人として追い上げを見せ、7位でフィニッシュした。角田裕毅はレース序盤、路面が乾き始めた段階でインターミディエイトからスリックへの交換をチームにリクエストしていたが、指示が遅れたためピット入口を通過してしまい、1周余計に走ることとなった。この遅れが大きく響き、ポイント圏内から脱落。終盤はピエール・ガスリーの背後で苦戦し、最終的に13位でレースを終えた。ローラン・メキース代表は「彼を呼び込むのが遅すぎた。我々のミスだ」と認め、角田に謝罪している。
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