ルーベンス・バリチェロが、今年のル・マン24時間レースでルーキーとしてデビューを果たす。F1で11勝を挙げ、322戦というF1史上歴代最多出走記録を持つルーベンス・バリチェロ(45歳)は、レーシングチーム・ネダーランドの29号車でLMP2クラスを戦う。ル・マン24時間レース参戦についてルーベンス・バリチェロは「かなり長い間テレビでレースを観てきた」とコメント。
ルーベンス・バリチェロは、F1引退後の2012年にKVレーシングからインディカーに参戦しており、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースという世界3台レース全てを経験することになる。「僕はモナコ(F1モナコGP)を走っているし、インディアナポリス(インディ500)も経験している。僕のキャリアの一部としてル・マンも重要だと思ったんだ。最も重要なのは僕が好きでやっているということだ」「19年間F1でレースをした後、みんなに『止めるべきなんじゃないか。すでに多くのことを達成している』と言われた。でも、僕が止めるのはもう走りたくないと思ったときだ」「今はストックカーやカートでF1にいたときよりもたくさん走っているし、僕はまだとてもコンペティティブだ。だから、ル・マン参戦はとても素晴らしいことなんだ。自分がやっていることをとても楽しんでいるからね」