ルーベンス・バリチェロは、モナコGPでクラッシュしたあと、八つ当たりでライバルを危険にさらすためにステアリングホイールを放り投げたとの主張を否定した。ルーベンス・バリチェロは、テクニカルトラブルによって高速のボー・リバージュでクラッシュしたあと、ステアリングホイールをレーシングラインに放り投げた。降りたマシンにハンドルを戻さないことは規約違反となる。
カルン・チャンドックは、ステアリングを轢いてしまい、トンネルまで引きずり、そのあと再びブルーノ・セナが踏みつけた。カルン・チャンドックは「彼は何をしていたんだい?」とコメント。「実際、チャリー(ホワイティング)がそれについて訪ねてきたよ。ビデオではただ放り投げているようにみえるね」その件について、ルーベンス・バリチェロは以下のようにコメント。「できるだけ速くクルマから降りたかったので、ステアリングを放り投げたんだ」「事故のあと、僕はトラックの逆方向を向いていたいし、マシンからは火が出ていた」ウィリアムズの共同オーナーであるパトリック・ベッドもバリチェロの行為を擁護している。「120mphのコーナーの真ん中にいれば、『出来るだけ早くここから出よう』と思うものだ」ちなみにステアリングの価格は、5万ドル(約4,600万円)とされている。