ルーベンス・バリチェロは、Googleとの名誉毀損に関する裁判に勝訴。Googleはバリチェロに対して50万ドル(約4,450万円)の損害賠償金を支払うよう命じられた。Googleが所有するソーシャル・ネットワーク“Orkut”にはバリチェロの名前で“tartaruga(亀)”と評するなど虚偽のプロフィールが多数掲載されており、バリチェロ側はページ削除を求めていた。
告訴は2006年7月に開始されており、Googleはバリチェロに関するページを削除するまで1日あたり590ドル(約5万円)の罰金を支払い、賠償金額は70万ドル(約6,300万円)に達するとされていた。バリチェロはこの件に対してのコメントを発表していないが、彼の弁護士によると賠償金は慈善事業に寄付されるという。Google側もコメントは発表していないが、専門家によると今回の損害賠償は、オンライン名誉毀損では前例のない金額であるとしている。