ブラジル出身の元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはブラジルのモータースポーツファンの間で大人気だと語る。ブラジルは、アイルトン・セナ、エマーソン・フィッティパルディ、ネルソン・ピケといったF1のレジェンド、フェリペ・マッサやバリチェロ自身を含めた複数のレースウィナーを排出してきたが、現在、F1グリッドにブラジル人ドライバーはいない。
しかし、ルーベンス・バルチェロは、現在ブラジルの人々はオランダ出身のマックス・フェルスタッペンに注目を向けていると De Telegraaf に語った。「マックスはアグレッシブなドライバーだ。人々は彼はクレイジーだと思っているよ。それにとても率直だ。彼は自分の考えを述べている。インテルラゴスでの彼の週末は10点満点だった。そのすべてがブラジルで非常に人気のあるドライバーにしている」マックス・フェルスタッペンにとってインテルラゴスは鬼門だった。去年はレースをリードしつつも、バックマーカーのエステバン・オコンに接触させて2位でフィニッシュ。2016年は雨のなか印象的なパフォーマンスを発揮して3位でフィニッシュしている。元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴもマックス・フェルスタッペンについて同じような見方をしている。「私の意見では、彼は世界チャンピオンになる準備ができている。だが、だからといって彼が言うことに発言に注意しなくていいというわけではない」とし、最近フェラーリがF1エンジンに“不正行為”を働いていると非難したフェルスタッペンの発言に感銘を受けなかったと語る。「あのケースでは、彼は知らないことについて話をしていた。あの発言はそれが全ての問題だ」
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