ルーベンス・バリチェロは日曜日の夜、さよならを言わずにインテルラゴスのパドックを去った。ウィリアムズは、2012年にエイドリアン・スーティル、もしくはバルテリ・ボッタスの起用が有力視されており、ルーベンス・バリチェロの長いF1キャリアは、インテルラゴスのチェッカーフラッグで終わりを迎えるかもしれないと考えられていた。
だが、ルーベンス・バリチェロは諦めてはいない。レース後のプレスリリースでバリチェロは「週末にわたって多くのことが話されているけど、来シーズンも戻ってこれると信じている」とコメント。さらにルーベンス・バリチェロは、ヘルメットの色さえも選んでいる。いつもより多く集まったブラジル人リポーターとの会話のなかで、ルーベンス・バリチェロは6歳の息子フェルナンドが今週末描いた絵を見せた。「一番の質問が『やめる準備はできている?』というのはわかっている。そのつもりはないよ」「なので、フェフェが来年僕がスタートするために作ってくれたヘルメットを見せるよ。それが質問に対する答えだ」