ランド・ノリス(マクラーレン)がバルセロナ・カタルーニャGP初日のフリー走行2回目(FP2)でトップタイムを記録し、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がわずか0.057秒差以内に続いた。高温と強風の影響で各車がグリップ不足やタイヤのオーバーヒートに苦しむなか、マクラーレンとメルセデスが週末の主導権争いを演じる構図となった。
一方でフェラーリやレッドブル・レーシングは依然として課題を抱えており、シャルル・ルクレールはライバル勢との差を認め、マックス・フェルスタッペンもグリップ不足とバランスの問題を訴えた。中団グループも接戦となるなか、各ドライバーは土曜日の予選に向けてさらなるセットアップ改善の必要性を強調している。1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「今日は悪くない金曜日だった。完璧ではないが、正しい方向への一歩になった。暑さと風の影響で誰にとっても難しいコンディションだったので、完全に快適だと感じているドライバーはいないと思う。それでも僕たちのベースラインはここ数戦よりも良くなっている。このサーキットは間違いなく僕たちに合っていて、マシンもこれまでとは違う領域で機能している。それは励みになることだ。予選に向けては、戦いたい相手たちと同じ位置にいると感じている。他チームの燃料搭載量やプログラムを読み解くのは難しいし、まだ満足していない部分もあるので改善を続けなければならない。今夜さらにパフォーマンスを見つけられれば、明日は良い結果を最大限に引き出せるはずだ」2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「バルセロナで堅実な一日を過ごせた。最近は不運が続いていたので、この週末を良い形でスタートすることが重要だったが、それができたと思う。マシンは両セッションでフィーリングが良く、何より一貫性があった。このコースはマシンの弱点を露呈させるので、それは特に重要だ。勢力図はかなり接近している。マクラーレンは一発の速さがあり、ロングランを見るとフェラーリやレッドブルも手強い存在になりそうだ。まだ改善できる部分はあるが、良いベースはある。小さな改善が大きな差になるはずだし、週末に向けて前向きに感じている」3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「僕たちにとってはかなり良い金曜日だった。進歩には満足しているし、ペースも先週よりかなり良くなった。それはポジティブな一歩だ。先頭争いに加われているように見えるし、その方がずっと満足できる状況だ。重要なのはこの流れを明日につなげることだ。最初の兆候は良いが、まだ学ぶべきことは多いし、見つけられるパフォーマンスも残っている。予選に向けて一晩かけてさらに引き出せるものを探していく」4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「興味深い一日だった。マシンにはいくつか新しいパーツが投入されていて、一歩前進できたと思う。競争力について結論を出すのはまだ早いが、ライバルたちはかなり先にいるように感じる。今あるものを最大限に活用することに集中し、明日どうなるか見てみたい」5番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)「僕にとっては少し難しい一日だった。FP1を欠場したので取り戻すことがたくさんあり、オーバーヒートやバランス探しにも少し苦労した。そのためセッション中はやるべきことが多かった。それでもポジティブな点はあり、とくにロングランではペースもフィーリングも良かった。今日は多くの有益な情報を集めることができた。今夜はデータを分析し、どこを改善できるか理解することが重要だ。ジョージは非常に競争力があったし、マクラーレンも強そうだ。厳しい戦いになるのは分かっているが、明日に向けて良い前進ができると確信している。予選で重要な場面にすべてを引き出せるよう努力を続ける」6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)「今日は高速域でも低速域でも快適とは言えなかった。グリップやフィーリング、バランスが不足していたので、そこは今夜改善に取り組む。今日のタイヤは誰にとっても難しかった。グリップが少なく、多くのマシンがスライドしていた。僕たちのチームは特にバランス面で少し苦労したが、それは全員に共通する課題だったと思う。現時点では先頭争いはできていないが、一晩かけて改善し、予選前に何ができるか見てみたい」7番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)コメントなし8番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)「FP2は間違いなく励みになる一歩だった。FP1ではマシンにあまり自信を持てず、少し奇妙な感覚だった。セッション間でいくつか変更を加えたことで自信を取り戻せた。バランスが改善し、ペースもあり、全体的なフィーリングはずっと良くなった。まだ明日に向けて微調整は必要だが、週末の残りに向けてより前向きな状態に入ることができた」9番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「今日は1セッションしか走れなかったが、かなり難しい内容だった。フロントウイングに問題があり、特にタイヤ準備の面で状況を複雑にしていたし、FP1を欠場したことで少し後手に回った。まだやるべきことは残っているが、有益なデータは集められた。今夜は適切な改善に集中する」10番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)「今朝FP1を走れなかったので、すぐにはマシンに完全には馴染めなかった。もう少し周回したかったところだ。プログラムは完了し、良いデータも集められたが、一晩でやるべきことは多い。現時点ではトップ勢からかなり離されているので、その差をどう縮めるか見つけなければならない。マックスもFP1とFP2で苦労していたようなので、予選に向けて良い進歩ができることを願っている」11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)「全体的にはまずまずの一日だった。僕にとっては1セッションだけだったので、まずはプログラムを完了し、このサーキットでのマシンの状態を把握することが優先だった。それは問題なく達成できた。午後遅くでもバルセロナらしくかなり暑く、その点も考慮しなければならなかった。今夜はデータを分析し、改善の余地を見つけて、明日と日曜日に向けて良い計画を立てたい」12番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)「全体的には悪くない一日だった。今朝は厳しく、このアップグレードパッケージを導入して以来の課題であるターンイン時の不安定さに苦しんでいた。それがセットアップを難しくしていた。FP2ではバランスをうまく...