岩佐歩夢は、2026年F1第8戦オーストリアGPのフリー走行1回目(FP1)でレーシングブルズのマシンをドライブし、空力評価を含む開発プログラムを担当した。前戦バルセロナ・カタルーニャGPではレッドブル、今回はレーシングブルズと、2戦連続で異なるF1マシンを走らせた岩佐歩夢は、「パフォーマンス向上につながる経験になった」と振り返った。
岩佐歩夢「2戦連続で異なるF1マシンに乗れたのは大きな経験」FP1を終えた岩佐歩夢は、多くのテスト項目を担当したためアタックラップの機会は限られていたものの、短時間でペースを上げられたことに手応えを示した。「今日は良かったと思います。マシンに関するテスト項目がかなり多かったので、プッシュラップはあまり多くありませんでした。ソフトタイヤでは十分に準備する時間がなく、そのままアタックに入らなければならなかったので難しかったですが、それでも比較的早くペースを上げることができました」「最後のロングランのペースも悪くなかったですし、自分としては良いセッションだったと思います」スペインGPではレッドブル、今回はレーシングブルズと、2戦連続で異なるF1マシンをドライブしたことについては、その経験が大きな財産になると語った。「間違いなく大きな経験になります。2戦連続で異なるチームのマシンに乗れるのは本当に珍しいことですし、それぞれのマシンの特性もかなり違いました」「今日はまた新しい経験ができましたし、この経験は自分のパフォーマンス向上に必ず役立つと思います」今後の予定についてはまだ決まっていないとしながらも、チャンスに備えて準備を続ける姿勢を強調した。「正直なところ、今後についてはまだ分かりません。でも、自分は引き続きパフォーマンス向上に取り組み、いつでもマシンに乗れるよう準備を続けていきます」パーメイン代表「岩佐歩夢は素晴らしい仕事をしてくれた」レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、FP1で岩佐歩夢が担った空力評価を高く評価した。「我々にとって良い一日だった。FP1ではリアム・ローソンに代わって岩佐歩夢がマシンに乗り、素晴らしい仕事をしてくれた」「まず空力評価を実施し、その結果は非常にポジティブだったため、その仕様をFP2でも2台とも継続して使用した」パーメインは、今回の空力評価が期待どおりの成果をもたらし、チームの開発プログラムを前進させたことを明かした。また、ブレーキング性能には依然として改善の余地があるとし、そこが一晩かけて取り組む課題になると説明した。今回のFP1で岩佐歩夢は、開発プログラムを着実に遂行するとともに、2戦連続で異なるF1マシンを経験するという貴重な機会を生かし、自身の成長につながる走行を終えた。