2022年F1第11戦オーストリアグランプリの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、第11戦の舞台となるレッドブルリンクにC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)とレンジで最も軟らかいコンパウンドをノミネートしている。決勝では2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。
ここでのコンパウンド間のパフォーマンスギャップは、ハードとミディアムで約0.3秒、ミディアムとソフトの間で0.4秒と推定される。すべてのチームの平均データに基づく理論計算によると、71周のオーストリアグランプリの理論的に最速の戦略は、ミディアムからハードへの1ストッパーとピレリは推測する。アウト・オブ・ポジションからスタート車の場合、ハードからスタートすることも問題外ではなく、最終スティントでソフトとミディアムのどちらかを選択する必要がある。2ストッパーは通常の状況では遅くなるが、それを実現するための最善な方法はミディアム、ハード、ソフトと3つのコンパウンドすべてを使用するだ。タイトで容赦のないコースでは、セーフティカーの確率がかなり高いため、2ストッパーに影響を与える可能性がある。日曜日は午前中にわずかに雨の予報がある。レースには影響しないはずだが、コースコンディションには影響する。路面温度は土曜日とほぼ同じであると予想されるため、スプリントから収集されたデータは非常に関連性がある。マリオ・イゾラ(ピレリモータースポーツディレクター)「今日、チームはスプリント中にメミディアムでいくつかの有用なロングランのデータを取得することができた。明日のレースのための良い情報だ。これは、今日のタイヤのパフォーマンスによっても確認されているように、ミディアムからハードの1ストッパーになる可能性が高い。どちらのコンパウンドも良好に機能し、ミディアムはより保守的な選択であり、今日の午後のスプリントで最も人気のあるオプションになった。ソフトはグリッドのさらに下位からスタートした4人のドライバーによって選ばれ、アストンマーティンのランス・ストロールはそれをうまく使って4つのポジションを上げた」
全文を読む