2021年 F1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。11位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「今日は近いようで遠かった。スタートで発進はうまくいったけど、角田がかなり大きなロックアップをして、彼のチームメイトを避けるために目の前を横切ったことで、ブレーキをかけなければならず、いくつか順位を失ってしまった」
「常に僕たちの前でフィニッシュしている速いマシンがいるので、それでレースの結果が変わったわけではないけどね。10位のポイントは僕たちにとってレースでの勝利のように感じているし、全力で戦った。このような状況で抑えなければならない全ドライバーのなかで、フェルナンドは絶対に選ばないだろう。彼は飛ぶように速かったし、僕のタイヤでは彼を抑えるのは不可能だった。このような小さなマージンで逃したことに僕たち全員ががっかりしているけど、僕たちは本当に進歩を遂げているし、シルバーストンに向けてポジティブに受け取るつもりだ」12位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)「今日は僕にとっては難しい一日となりました。レース中のペースに苦しみ、タイヤマネージメントはとても難しかったです。昨日の予選がよかっただけにフラストレーションがたまりますが、気持ちを切り替え、今日の課題を振り返る必要があります。次のシルバーストーンで同じミスを繰り返すことがないようにしていきます」13位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日は望んでいたレースではなかった。レースの最初のフェーズではポイント争いを続けることができたけど、後から考えれば、ソフトでのスタートが理想的ではなかったのは明らかだと思う。新品のハードに交換するために1回目のピットストップをしたとき、かなりのトラフィックのなかに出てしまった。異なる戦略とタイヤのマシンがいて、僕たちは多くのタイムを失った。第2スティント序盤のタイヤのピークのアドバンテージを活かせず、レースに影響してしまった。トリフルヘッダーは期待外れな終わりになってしまったけど、2週間後にシルバーストでホームレースがあることに興奮している。とても難しいサーキットだし、新しい週末のフォーマットもあるので、白紙の状態だし、挽回するチャンスだ」14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「フラストレーションが溜まる日だった。先週と同じようにレースは1周目に妥協を強いられた。エステバンと接触して、ピットに入らなければならなかった。その後、ペースは良かったけど、全員がかなり接近していて、大きくリカバリーするのはとても難しかった。ウィリアムズの後ろで立ち往生して、ペナルティさえ科された。悪れない週末だ。パフォーマンスは悪くなかったので、シルバーストンではもっと良いレースができることを願っている」15位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「僕サイドではあまり波乱に富んだ日ではなかった。オープニングラップでトラブルを避けた後はレースのほとんどを一人で走った。僕たちはまだ全体的なペースが欠けていると感じたけど、マシンは先週よりもはるかに感触はよかったし、僕たちが進歩を果たしたのは明らかだ。持ち帰って、時間何を改善できるか見ていく」16位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「マシンはかなりいい感じだったけど、トップ10に入るには少し足りないというレースだった。ハードで第1スティントを長くして、10位を争っている前のドライバーに追いつくことができた。アロンソがラッセルを抜いて、近づいたところで、セブと接触した。衝突して、それで終わりだ。でも、僕たちはどちらもポイントを少し下回っていたので、最終結果は変わらなかったと思う」17位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)「今日は簡単なレースではなかったし、キミ(ライコネン)との誤解によってグラベルで終わった。彼は目の前の僕が見えていなかったと思う。左リアに衝撃を感じて初めて接触したとわかった。ターン4をうまく立ち上がって、ターン5のアプローチで右側にいたキミの前に出ていた。キミが意図的だったとは思わない。その前でさえ、今日はポイントを争うスピードはなかった。車内のバランスは問題なかったけど、オープニングスティントのミディアムタイムの方がマシンのバランスは良かった。でも、トラフィックでクリーンエアが得られなかった。ポイントを獲得できなかったのは残念だけど、シルバーストンでの次のレースに行く前にどこを改善できるか理解するために懸命に作業していく」18位:ミック・シューマッハ(ハース)「チャレンジングだった。柔らかいタイヤを履いていたので、全体的にもう少しマネジメントしなければならなかった。レース中、アルファロメオやウィリアムズと同じペースで走れているときもあったので、そのようなラップタイムを一貫して出せていないのが問題のようだ。何ができるか分析しなければならないけど、特にレース序盤については得るものがあった。いいオープニングラップができて、ターン1とターン2で集団の中に入れたので、その意味では多くの学びがあった。今はオープンな気持ちでシルバーストーンに向かいたい」19位:ニキータ・マゼピン(ハース)「僕たちは代替戦略を採用した。2ストップを実行したけど、うまくいかなかった。タイヤのドロップオフは予想していたほど大きくはなかったと思うけど、ブルーフラッグが出ていた。かなりストップしなければならず、ペースを維持することができなかった。長い午後だった」20位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「今日は、レースが早く終わってしまって残念だ。3コーナーでミック(シューマッハ)とアントニオ(ジョビナッツィ)に挟まれるレーシングインシデントに巻き込まれてしまい、できることはあまりなかった。後方からスタートした結果だと思う。バトルや接触の可能性が常にあるし、トラブルに巻き込まれやすい。チームも僕も、今はどうにも好機を掴めていないように思う。リセットして、ゼロから再スタートして、シルバーストーンに備える。僕らが進める方向は前だけだ」
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