FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1開幕戦オーストラリアGPに先立ち、アルバート・パークのターン12とターン13の間に3つ目のDRSゾーンを使いすること発表した。F1カレンダーの他の大部分のサーキットと同様に、これまでアルバート・パークでは伝統的に2箇所のDRSゾーンが設置されていた。
FIAは21日(水)、2018年のF1オーストラリアGPでオーバーテイクを促進するためにこれまでのスタート/フィニッシュストレートとターン2とターン3の2箇所のDRSゾーンに加えて、3つのDRSゾーンを追加することを発表した。これまではターン14の直前に検知ポイントが設置され、そこで先行マシンの1秒以内につけているドライバーは続く2つの箇所でDRSを使用することができた。今回のDRSゾーンの追加により、ターン11前の170メートルの地点に新たに検知ポイントが設置され、ターン12後の104メートルの地点からターン13までの区間でDRSを使用することができる。今回のDRSゾーンの使いは、ターン14の13m前のオリジナルの検知ポイントまでにクルマが接近できることを助けるために設定された。F1オーストラリアGPの主催者は、オーバーテイクを促進するためにターン11とターン12を廃止して、長いストレートとタイトな左コーナーに置き換えることを検討していたが、最終的にその変更に十分な価値は見い出せないとして廃案となっていた。
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