2026年F1シーズンを前に、メルセデス製パワーユニットを巡るいわゆる“エンジン・ループホール”問題がパドックで議論を呼んでいる。圧縮比や出力特性を巡る解釈が注目される中、アウディF1チーム代表のジョナサン・ウィートリーがFIAの対応に強い信頼を示した。バーレーンでメディア対応したウィートリーは、現在の状況について次のように語っている。
「パワーユニットメーカーがFIAと非常に密接に連携していることは分かっている。我々が何をテストし、何を提示し、何を測定するよう求められているのかも理解している」さらに、規制当局への信頼を明確にした。「FIAには絶対的な信頼を置いている。我々はそのプロセスを全面的に信頼している。彼らは確かな手腕を持っているし、FIAは常に競技を公平なものにするために存在している」一方、メルセデスF1チーム代表のトト・ヴォルフも、現在続く精査について言及。自チームの設計プロセスがルールに則っているとの認識を示した。「エンジンを設計する際、当然ながらFIAを非常に近い位置に置いて意思決定を行う。我々はそうしてきた。そして、我々が行ったことはルールに則っているという保証をすべて得ている」メルセデスPUを巡る議論は依然としてパドックの注目テーマだが、アウディとメルセデス双方がFIAのプロセスに信頼を示したことで、最終的な判断は規制当局の検証結果に委ねられる形となる。