アウディは、F1プログラムに非常に真剣になっているようだ。2024年から他のモータースポーツ活動を削減する。2026年までにザウバーF1チームを買収することでF1に参入するアウディのモータースポーツ統括責任者ロルフ・ミヒェルは、DTMや耐久レースのカスタマーチームへの資金援助はもう行わないと述べた。
Motorsoprt-magazin.comによると、経営委員会は月曜日にこの決定を下し、それ以降、アウディのカスタマーサポート責任者であるクリス・ラインケが、チーム、ドライバー、パートナーに通達しているという。これは、アウディのマルクス・デュスマン最高経営責任者(CEO)が9月1日付で後任のゲルノット・ドルナーに交代することが明らかになった直後の動きだ。取締役会はまた、フェラーリドライバーであるカルロス・サインツの父親で同名のドライバーが参加するアウディのワークスダカールラリープログラムを2024年以降に終了することも決定したと伝えられている。「この決定により、アウディは今後数年間、プロが運営するか、ファクトリーがサポートするモータースポーツとして、事実上F1のみをポートフォリオに加えることになる」と記者のロベルト・ザイヴェルトとアルノ・ヴェスターは語った。アウディのレーシングボスであるロルフ・ミヒェルは、カスタマーチームはこれまで通り独自の予算でレースに参加できると説明した。「アウディのカスタマー・レーシングが清算されたり、閉鎖されたりすることはない」と彼は語った。「当社は、技術サポート、現場でのスペアパーツサービス、カスタマーケア全体など、あらゆる面で承認を受けており、これが長年にわたり当社を際立たせてきた」「しかし、2026年のF1参戦に焦点を当てているため、残念ながら2024年以降は我々のチームに対する財政的支援は行われないという非常に明確な決定がある」「我々はこの決定を受け入れたが、とても残念だ」