アウディは、F1参戦に向けてマクラーレン、レッドブル、ウィリアムズといった既存チームに提携をオファーしているとBloomberg Newsが伝えた。報道によると、アウディの取締役会はシュツットガルトでの会議を開き、マクラーレンとの「潜在的な取引」を含めた選択肢について話し合ったという。
アウディの広報担当者は「我々は、様々な戦略的な提携の範囲について様々なアイデアに絶えず目を向けている」とAFP通信に語った。マクラーレンは、アウディに買収されたという報道を否定。Bloomberg Newsによると、アウディは、マクラーレンにオファーを出したが、金額が低すぎるとして拒否され、「代わりにレッドブルやウィリアムズといったチームとの提携」についても検討しているという。アウディは、フォルクスワーゲン傘下の他のブランドと同様に電気自動車に重点を置いているが、F1に参戦することでグリーンテクノロジーをアピールしたいと考えており、アウディの関心はF1が「2026年からハイブリッドエンジンと合成燃料を使用する」ことが前提だとHandelsblattは報じている。アウディの関係者は、提携や買収については2022年までには決まらないと明かしている。
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