アウディが、F1プロジェクトの可能性についてオープンな態度をみせ始めている。レッドブルとアウディがパートナーシップを結ぶという推測は数年にわたって続いてきたが、現在のエンジンサプライヤーであるルノーに対するレッドブルの忍耐が次第に限界に近づいていると見える今、この噂はこれまでになく現実味を帯びている。
アウディ・ブランドを所有するフォルクスワーゲン・グループにも変化が訪れており、先月、長きにわたって同グループのF1参入の障害になっていたと見られるフェルディナンド・ピエヒ会長が退任した。 アウディはFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦し、過去15回のル・マン24時間において13回の優勝を収めている。ライバルでフォルクスワーゲン・ブランドであるポルシェを抑えて今季WECのチャンピオンシップリーダーに立っているアウディだが、LMP1クラスで成功を収めているにもかかわらず、会長のルパート・シュタッドラーはF1プロジェクトの可能性を否定していない。 ルパート・シュタッドラーは「人生はいろいろなことに対してオープンでなくてはならない。我々はすでに数々のモータースポーツプロジェクトを成功させている」と Auto Express に述べた。「しかし、F1はまだわからない。アウディにとってひとつの選択肢だ。現時点ではおそらくない。しかし、それでも選択肢にとどまっている」 レッドブルとルノーの契約は2016年の終わりに期限を迎える。契約更新については、両サイドがそれぞれの手札をしっかりと自陣にとどめている形だ。14日(木)にレッドブルはF1ストラテジーグループの一員として2017年のF1レギュレーション変更について話し合うが、その変更が新マニュファクチャラーのF1参入への完璧なお膳立てとなるかもしれない。
全文を読む