フェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPでパワーユニット(PU)関連コンポーネントを交換したことで、グリッド降格ペナルティを受けることが決定した。アストンマーティンにとっては、ランス・ストロールに続いて週末2人目のペナルティとなる。FIAの技術委員会が公開した資料によると、アロンソのマシンには今季4基目となるエナジーストア(ES)、4基目のコントロールエレクトロニクス(CE)、さらに6基目のパワーユニット補機が投入された。
アロンソもPU交換でグリッド降格今回交換された3種類のコンポーネントはいずれも年間使用可能数を超過しており、アロンソは決勝レースでグリッド降格ペナルティを受ける。スパ・フランコルシャンでは追い抜きが比較的容易なこともあり、アストンマーティンは今後のレースを見据えて、このタイミングでPUコンポーネントを投入する判断を下したとみられる。ベルギーGPでは4人目のグリッド降格アロンソは、今大会でグリッド降格が決まった4人目のドライバーとなった。ランド・ノリス(マクラーレン)は4基目のバッテリー投入により10グリッド降格が決定済み。また、アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は内燃エンジン、ターボチャージャー、エキゾーストなど複数のPUコンポーネントを交換したため最後尾スタートが決まっている。さらにチームメイトのランス・ストロールもMGU-Kを交換したことで10グリッド降格ペナルティを受ける。アストンマーティンは苦戦を覚悟アストンマーティンは、ハンガリーGPで投入予定の大規模アップデート「Bスペック」マシンを前に、スパでの厳しい戦いを覚悟している。トラックサイドエンジニアリング責任者のマイク・クラックは金曜日の走行後、「このサーキットは今季で最も厳しいコースのひとつになると予想していた。現実的に見て、我々はかなり後れを取っている」と語った。「順位を上げられるとすれば他車の脱落によるものだ。純粋な速さで結果を争える状況ではない。そう考えるのはあまりにも楽観的すぎる」それでもクラックはチームの姿勢は変わらないと強調する。「だからといって士気が下がったわけではない。今はやるべき仕事を続け、より速いマシンを手にしたときに備えることが重要だ。小さな改善を積み重ね、それを確実に実行していくことが将来につながる。我々には2台のマシンがあり、できる限り最善のレース運営を目指していく」